SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア(最終成果物に含まれる誤りの件数) + (最終成果物の量)
- イ(修正時問の合計) + (修正件数)
- ウ(変更が必要となるソースコードの行数) + (移植するソースコードの行数)
- エ(利用者からの改良要求件数) = (出荷後の経過月数)
解き方のヒントを見る
午前I 問19:保守性って「直しやすさ・変えやすさ」のことだよ
保守性は、システムに不具合が出たときに直しやすいか、あとから機能変更しやすいかを見る特性だよ。たとえば家電でいうと、壊れにくさではなく「壊れたときに部品交換しやすいか」「修理に時間がかからないか」を見るイメージ。MTBFのような信頼性の指標とは、見ているポイントが違うんだ。
この問題で問われていること
この問題では、可用性・信頼性・性能効率の指標に惑わされず、「修理しやすさ」「変更しやすさ」に関係する保守性の指標を選べるかがポイントだよ。
Maintainability Metric
maintainability is evaluated by indicators such as mean time to repair (MTTR)、 which reflects ease of recovery
maintainability -> MTTR\nreliability -> MTBF
確認ポイント
- 故障間隔は信頼性寄りです。
- 復旧時間の短さに注目する。
- MTTR など保守しやすさの指標を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。最終成果物に含まれる誤りの件数を成果物の量で割るのは、「本のページ数に対して誤字がどれくらいあるか」を見るようなもの。品質や信頼性の目安にはなるけど、後から直しやすいかという保守性の指標ではないよ。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。修正時間の合計を修正件数で割ると、1件の修正に平均どれくらい時間がかかるかが分かるよね。たとえるなら、車の故障1件を直すのに毎回すぐ済むなら整備しやすい車、毎回すごく時間がかかるなら整備しにくい車、という見方だよ。だからソフトウェアの保守性を測る指標になるよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。移植するソースコードのうち、変更が必要な行数がどれくらいかを見る式で、たとえるなら「引っ越し先でもそのまま使える家具が多いか、作り直しが多いか」を見る感じ。これは別の環境へ移しやすいか、つまり移植性の指標であって、普段の修正しやすさを表す保守性ではないよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。利用者からの改良要求が月にどれくらい出るかを見る式で、たとえるなら「お客さんから新メニューの要望が毎月何件来るか」を数えている感じ。ソフトを直しやすいか、修正に手間がかからないかという保守性そのものは測れていないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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