SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アエラーログ取得機能
- イ記憶装置のビット誤り訂正機能
- ウ命令再試行機能
- エ予防保守
解き方のヒントを見る
午前I 問05:MTTRは「壊れた後にどれだけ早く直せるか」だよ
MTTRは平均修復時間、つまりシステムが故障してから復旧するまでの平均時間のことだよ。たとえるなら、自転車がパンクしたときに「そもそもパンクしにくくする」のではなく、「パンクした後にどれだけ早く直せるか」を見るイメージ。だから、障害の発生回数を減らす対策ではなく、復旧作業を速くする対策がMTTR短縮に直接効くよ。
この問題で問われていること
MTBFは「故障しにくくする対策」、MTTRは「故障した後に早く直す対策」と切り分けて考えられるかがポイントだよ。
Reducing MTTR
MTTR is reduced by faster recovery measures such as spare units and established replacement procedures
focus on repair speed\nnot failure frequency
確認ポイント
- 故障予防だけでは MTTR を直接下げない。
- 復旧手順や予備品整備に着目する。
- 修理時間を短くする策を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
正解だよ。エラーログ取得機能は、故障したときの状況をメモしておく機能だよ。たとえば家で水漏れしたときに「どの部屋で、いつ、どんな音がしたか」の記録が残っていれば、修理屋さんが原因を早く見つけられるよね。つまり故障後の復旧時間、MTTRを短くするのに役立つんだ。
選択肢イ
不正解だよ。記憶装置のビット誤り訂正機能は、小さなデータの間違いを自動で直して、故障として表に出にくくする仕組みだよ。これは壊れた後に早く直すというより、そもそも壊れにくくする方向。だからMTTR短縮ではなく、MTBFを長くする働きなんだ。
選択肢ウ
不正解だよ。命令再試行機能は、処理が一度失敗しても「もう一回やってみよう」と自動でやり直す機能だよ。駅の改札でICカードを一回読み損ねても、もう一度タッチして通れるようなイメージだね。故障や停止を避ける働きなので、MTTR短縮よりMTBFを長くする側だよ。
選択肢エ
不正解だよ。予防保守は、故障する前に点検したり古い部品を交換したりすることだよ。車検で悪くなりそうな部品を先に替える感じだね。これは故障後に早く直すためではなく、故障そのものを起きにくくするためなので、MTBFを長くする対策なんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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