SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

容量が4 Mバイトでアクセス時問が*ナノ秒の命令キャッシュと、 容量がの Mバイトでアクセス時問が y ナノ秒の主記憶をもつシステムにおいて、 CPUからみた、 主記憶と命令キャッシュとを合わせた平均アクセス時問を表す式はどれか。ここで、 読み込みたい命令コードがキャッシュに存在しない確率を > とし、 キャッシュ管理に関するオーバヘッドは無視できるものとする。

選択肢

  1. ア
    (1の・ ァヶ・の
  2. イ
    しAg/イオっライ54ア・の (1一の・ひz+5テすgz+pイア
  3. ウ
    ーの・タキテ
  4. エ
    エーァ・ァ十1一の・タ
解き方のヒントを見る

午前I 問04:キャッシュは“よく使う道具を机の上に置く”イメージだよ

キャッシュメモリは、よく使うデータを主記憶より近い場所に置いておく仕組みだよ。毎回遠くの倉庫まで取りに行かず、机の上からサッと取れる回数が増えるほど、全体の平均アクセス時間が短くなるんだ。

この問題で問われていること

この問題では、キャッシュに当たる割合であるヒット率と、外れたときに余分にかかる時間を使って、平均アクセス時間を計算できるかを見ているよ。ヒットした場合とミスした場合を分けて、割合で重み付けして考えよう。

Effective Memory Access Time

effective access time = hit time + miss rate * miss penalty

average = hit time + miss rate * extra delay

確認ポイント

  • ヒット率ではなくミス率を掛ける。
  • 主記憶アクセス時間を毎回丸ごと足さない。
  • 平均時間として計算する。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

不正解だよ。aやbは容量だけど、この問題で平均時間を決める主役は「キャッシュにあるかないか」の確率だよ。レジでいうと、窓口の大きさではなく「速い窓口に行ける割合」で待ち時間が決まる感じ。容量の比率 a/(a+b) や b/(a+b) を掛けるのは余計なんだ。

選択肢イ(正解)

正解だよ。キャッシュにある確率は 1-r だから、そのときは速い x ナノ秒。キャッシュにない確率は r だから、そのときは主記憶の y ナノ秒。だから平均は「速い場合の割合×x + 遅い場合の割合×y」で、(1-r)x + ry になるよ。近所の店で買える確率と、遠い店まで行く確率で平均時間を出すイメージだね。

選択肢ウ

不正解だよ。rは「キャッシュにない確率」なのに、キャッシュの速い時間 x 側に掛けてしまっているのがズレているよ。さらに容量 a,b の比率も平均アクセス時間には使わない。合鍵が家にあるかどうかを見る問題で、家の広さを混ぜて判断しているようなものだよ。

選択肢エ

不正解だよ。rは「キャッシュにない」、つまり遅い主記憶 y に行く確率だよ。この式は rを速いキャッシュ x に掛け、1-rを主記憶 y に掛けていて逆になっている。忘れ物をした確率なのに『近くの引き出しで見つかる確率』として扱っている感じだね。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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