SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成28年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問16
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア外部からのトリガに応じて、 オブジェクトの状態がどのように遷移するかを表現する。
- イクラスと関連から構成され、 システムの静的な構造を表現する。
- ウシステムとアクタの相互作用を表現する。
- エデータの流れに注目してシステムの機能を表現する。
解き方のヒントを見る
午前I 問16:外から見た「誰が何をしたいか」を整理する図だよ
要件定義の段階では、システムの中身を細かく設計する前に、「利用者がこのシステムで何をしたいのか」を整理することが大事だよ。たとえばお店の注文システムなら、「客が商品を注文する」「店員が注文を確認する」みたいに、外から見える使い方をまとめるイメージだね。内部の処理手順やクラスの構造までは表さないよ。
この問題で問われていること
この問題では、クラス図やシーケンス図のように内部構造や処理の流れを詳しく表す図ではなく、「外部の利用者から見て、どんな機能を使うのか」を表す図だと見抜けるかがポイントだよ。システムをブラックボックスとして見て、誰が何をしたいのかに注目しよう。
Use Case Diagram
a use case diagram shows actors and the functions the system provides to them
actors\nuse cases\nexternal view
確認ポイント
- 内部クラス構造図ではありません。
- 利用者と機能の関係を表します。
- 外部視点の要求表現を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
不正解だよ。これは「状態遷移図」の説明だね。たとえば自動販売機が「待機中」から、お金を入れたら「選択待ち」、商品ボタンを押したら「販売中」に変わる、みたいに“状態の変化”を見る図だよ。ユースケース図は状態変化ではなく、「誰がシステムで何をするか」を見る図なんだ。
選択肢イ
不正解だよ。これは「クラス図」の説明だね。たとえばレシピ本に「会員には名前と住所がある」「注文には注文番号と金額がある」と書いて、もの同士の関係を整理する感じだよ。ユースケース図は部品の設計図ではなく、利用者とシステムの使い道を表す図なんだ。
選択肢ウ(正解)
正解だよ。ユースケース図は、システムの外にいる人や別システム、つまりアクタが、システムとどんなやり取りをするかを表す図なんだ。たとえば銀行ATMなら「利用者」が「残高照会する」「お金を引き出す」といった関係を見る感じだね。細かい処理手順より、“誰が何を使うの?”をざっくり整理する図だよ。
選択肢エ
不正解だよ。これは「DFD(データフロー図)」の説明だね。たとえば申込書が窓口に出されて、審査係に回って、結果が通知される、みたいに“データがどこからどこへ流れるか”を見る図だよ。ユースケース図はデータの流れではなく、利用者とシステムのやり取りを見る図なんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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