SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成27年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問30

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

A社は顧客管理システムの開発を、 情報システム子会社である B 社に委託し、 B 社は要件定義を行った上で、 設計・プログラミング・テストまでを、 協力会社である C 社に委託した。C 社では D 社員にその作業を担当させた。このとき、 開発したプログラムの著作権はどこに帰属するか。ここで、 関係者の問には、 著作権の帰属に関する特段の取決めはないものとする。

選択肢

  1. ア
    4A社イ B社ウ C社エ D社員
  2. イ
    ー36一
  3. ウ
    【メモ用紙〕
  4. エ
    ー17一
解き方のヒントを見る

午前I 問30:派遣と請負の違いを押さえよう

派遣契約では、派遣先の会社が作業者に直接「これをやってね」と指示できるんだよ。請負契約だと、注文者が作業者へ直接指示するのではなく、請負会社が仕事の進め方に責任をもつ点が違うよ。

この問題で問われていること

この問題では、派遣と請負で「誰が作業者に指示するのか」「誰が仕事の完成や管理に責任をもつのか」を区別できるかがポイントだよ。お店で例えるなら、派遣は店長が応援スタッフに直接指示するイメージ、請負は別会社に売り場づくりを丸ごと任せるイメージで考えよう。

Worker Dispatch

in worker dispatch、 the worker is employed by the dispatching company but directed by the receiving company

employment by dispatcher\ndirected by receiver

確認ポイント

  • 請負では発注者が直接指揮命令しない。
  • 派遣先が指揮命令する。
  • 派遣契約を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

A社はシステムを頼んだお客さん側だよ。お弁当を注文した人が、料理を作った人になるわけではないのと同じで、特別な約束がない限り、A社に著作権は移らないんだ。だから不正解だよ。

選択肢イ

B社はA社から仕事を受けて、さらにC社へ作業をお願いした会社だよ。窓口にはなっているけど、実際にプログラムを作った会社ではないよね。著作権は原則として作った側に発生するので、B社ではなく不正解だよ。

選択肢ウ(正解)

C社が正解だよ。実際にプログラム作成を担当したのはC社のD社員だけど、会社の仕事として社員が作ったものは、ふつう社員個人ではなく会社のものになるんだ。お店の店員さんが勤務中に作った商品が、その店の商品になるイメージだよ。

選択肢エ

D社員は実際に手を動かした人だけど、C社の業務として作っているよ。会社の仕事で作ったプログラムは、特別な事情がなければ社員個人ではなく会社に著作権が帰属するんだ。だからD社員は不正解だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問30(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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