SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成27年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問16
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア製品又はシステムが、 それらを運用操作しやすく、 制御しやすくする属性をもっている度合い
- イ製品若しくはシステムの一つ以上の部分への意図した変更が製品若しくはシステムに与える影響を総合評価すること、 欠陥若しくは故障の原因を診断すること、 又は修正しなければならない部分を識別することが可能であることについての有効性及び効率性の度合い
- ウ中断時又は故障時に、 製品又はシステムが直接的に影響を受けたデータを回復しシステムを希望する状態に復元することができる度合い
- エ二つ以上のシステム、 製品又は構成要素が情報を交換し、 既に交換された情報を使用することができる度合い
解き方のヒントを見る
午前I 問16:よいモジュールは「中は仲良く、外とはほどほど」だよ
モジュール設計では、1つのモジュールの中で関係の深い処理をまとめて、外部のモジュールにはできるだけ頼りすぎない形にするのが理想だよ。たとえば、料理担当の人が材料準備から調理まで自分の持ち場で完結できるとスムーズだけど、毎回ほかの人に細かく確認しないと進められないと大変、というイメージだね。
この問題で問われていること
この問題では、モジュール内部のまとまりを表す「強度」と、ほかのモジュールとのつながりの強さを表す「結合度」を混同しないことが大事だよ。内部はしっかりまとまっていて、外部への依存は少ないものを選べるかを見よう。
Low Coupling
low coupling means modules have little dependency on each other、 reducing the impact of changes
less dependency\nless ripple effect
確認ポイント
- 内部のまとまりは強度の観点です。
- 外部依存が少ないほどよい。
- 低結合を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。これはシステムを操作しやすいか、制御しやすいかという話だね。たとえるなら、券売機のボタンが分かりやすくて迷わず買えるか、という感じ。これは「運用操作性」で、使いやすさの分類なので、信頼性の説明ではないよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。これは変更したときの影響を調べたり、故障の原因や直す場所を見つけやすいかという話だね。たとえるなら、家の電気がつかないときに、どのブレーカーや配線が原因か探しやすいか、という感じ。これは「解析性」で、保守しやすさの分類だよ。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。故障したあとにデータを戻して、システムを元の望ましい状態へ復元できるかを言っているね。たとえるなら、停電で作業が止まっても、バックアップのおかげで机の上を元どおりに戻せる感じ。これは信頼性の中の「回復性」に当たるよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。これはシステム同士が情報をやり取りして、その情報を使えるかという話だね。たとえるなら、別々の窓口同士が同じ書類を受け渡して通じ合えるか、という感じ。これは「相互運用性」であって、故障に強いかを見る信頼性の説明ではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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