SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成27年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問20

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ITサービスマネジメントにおける問題管理プロセスにおいて実施することはどれか。

選択肢

  1. ア
    インシデントの発生後に暫定的にサービスを復旧させ、 業務を継続できるようにする。
  2. イ
    インシデントの発生後に未知の根本原因を特定し、 恒久的な解決策を策定する。
  3. ウ
    インシデントの発生に備えて、 復旧のための設計をする。
  4. エ
    インシデントの発生を記録し、 関係する部署に状況を連絡する。
解き方のヒントを見る

午前I 問20:PPMの4つのタイプをお店の商品棚でイメージしよう

PPMでは、事業や商品を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」の4タイプに分けて、どこにお金や人を使うべきかを考えるよ。たとえば商品棚を見ながら、『よく売れていて今後も伸びそう』『安定して稼いでくれる』『伸びそうだけどまだ弱い』『あまり伸びず売れ行きも弱い』と整理するイメージだよ。

この問題で問われていること

この問題では、アンゾフの成長マトリクスやSWOT分析と混ぜずに、PPMの考え方を使えるかがポイントだよ。判断の軸は『市場成長率』と『市場占有率』の2つ。この2つで4つのタイプに分け、資源配分を考えるんだ、と押さえよう。

PPM

PPM classifies businesses by market growth rate and relative market share

growth rate\nrelative market share\n4 categories

確認ポイント

  • 市場と製品の新旧をみる枠組みではありません。
  • 成長率と相対占有率で判断する。
  • PPM を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。これは、トラブルが起きたあとに『とりあえず店を開けられるようにする』対応で、インシデント管理の役割なんだ。たとえば店の鍵が壊れたとき、まず合鍵で営業を続ける感じだね。問題管理は、そのあとで『なぜ鍵が壊れたのか』を調べて、同じことが起きないようにする活動だよ。

選択肢イ(正解)

これが正解だよ。問題管理は、インシデントが起きたあとに『本当の原因は何だったの?』を探して、再発しないように恒久的な対策を考えるプロセスなんだ。たとえば雨漏りしたときに、床を拭くだけじゃなくて、屋根の穴を見つけて修理する感じだね。

選択肢ウ

これは不正解だよ。これは、トラブルが起きる前に『壊れても復旧できるように設計しておこう』という準備の話だね。たとえば泥棒に入られても困らないように、金庫や予備鍵を用意しておく感じ。問題管理は、実際に起きたインシデントの根本原因を調べて直す活動だから、少し役割が違うよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。インシデントを記録したり関係部署へ連絡したりするのは、主にインシデント管理の窓口対応に近いんだ。たとえばお店でトラブルが起きたときに、受付が内容をメモして担当者に連絡する感じだね。問題管理は、その記録をもとに原因を深掘りして、再発防止まで考える役割だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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