SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成26年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問22

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

営業債権管理業務に関する内部統制のうち、 適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    売掛金回収休件の設定は、 営業部門ではなく、 審査部門が行っている。
  2. イ
    売掛金の消込み入力と承認処理は、 販売を担当した営業部門が行っている。
  3. ウ
    顧客ごとの与信限度の決定は、 審査部門ではなく、 営業部門の責任者が行っている。
  4. エ
    値引き又は割戻しの処理は、 取引先の実態を熟知している営業部門の担当者が行つている。
解き方のヒントを見る

午前I 問22:会社全体の設計図をそろえるEA

EAは、部署ごとにバラバラに便利な仕組みを作るのではなく、会社全体で見たときにムダなくつながる形を考えるものだよ。家を建てる前に全体の設計図を描いて、どの順番で工事するか決めるように、現状から理想の姿へ移る計画も立てていこう。

この問題で問われていること

EAの4分類を見分けられるかがポイントだよ。業務、データ、アプリケーション、技術のどの視点の話なのかを、会社の仕組みを分解して整理するイメージで判断しよう。

Enterprise Architecture

enterprise architecture aligns business、 data、 application、 and technology architectures for overall optimization

business\ndata\napplication\ntechnology

確認ポイント

  • 個別システム設計だけではありません。
  • 全社最適の視点で考える。
  • EA の分類を押さえる。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

正しい管理だよ。売掛金の回収条件を決めるのは、「このお客さんにはどの条件なら安全に売れるか」を判断する仕事なんだ。営業部門は売りたい気持ちが強くなりがちだから、別の審査部門が見るのが自然だよ。たとえるなら、貸し出し係とは別に、返してくれそうかを確認する係がいる感じだね。

選択肢イ

不正解だよ。売掛金の消込みは「入金があったから、この請求は済み」と帳簿を消す大事な作業なんだ。これを販売した営業部門が入力も承認もすると、商品を売った人がレジ締めまで一人でやるようなものだよ。間違いや不正を見逃しやすいので、入力と承認、営業と経理のように役割を分けるのが望ましいよ。

選択肢ウ

不正解だよ。与信限度は「このお客さんにいくらまでツケで売ってよいか」という上限だよ。営業部門が決めると、売上を増やしたくて甘くなりやすいんだ。友達にお金を貸す本人が貸出上限まで決めるより、別の冷静な人が判断する方が安全だよ。だから審査部門が決めるのが望ましいよ。

選択肢エ

不正解だよ。値引きや割戻しは、お金を安くする処理だから、営業担当者が自由にできると「知り合いだから特別に安くする」みたいなことが起きやすいんだ。スーパーでレジ担当が勝手に値引きシールを貼れる状態に近いよ。一定のルールや上長・別部門の承認を通すのが大事だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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