SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成26年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問20
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アフルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。
- イフルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。
- ウフルバックアップ取得の平均実行時問が約2倍になる。
- エログ情報によって復旧するときの処理時問が平均して約2倍になる。
解き方のヒントを見る
バックアップ間隔を空けると、復旧はどう大変になる?
フルバックアップの間隔を長くすると、障害が起きたときに「最後のフルバックアップから障害発生まで」のログをたどって復旧する範囲が広くなるよ。たとえるなら、セーブポイントの間隔が長いゲームで、途中の行動履歴を全部たどって元に戻すようなもの。だから、ログ情報を使って復旧するときの処理時間は、平均すると長くなると考えるのが自然だよ。一方で、フルバックアップ1回あたりのデータ量や取得時間が、間隔に比例して必ず増えるとは限らない点に注意しよう。
この問題で問われていること
この問題では、バックアップ間隔を変えた影響が「バックアップを取るときの負荷」ではなく、「障害後にログを使って復旧するときの作業量」にどう効くかを見抜けるかがポイントだよ。
Effect of Longer Full-Backup Intervals
when the interval between full backups is doubled、 recovery based on log replay must cover a longer period on average、 so the restoration time tends to increase
longer interval between full backups\nmore log replay on recovery\naverage recovery time increases\nbackup media amount per run is not the main point
確認ポイント
- 間隔変更は復旧時のログ適用量に効く。
- 復旧時間が平均して伸びる。
- 取得 1 回当たり量の増減が主論点ではありません。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。フルバックアップは、その時点のデータベース全体を丸ごとコピーすること。写真でいうと「今の部屋全体を1枚撮る」感じだね。撮る間隔を2倍にしても、1回の写真に写る部屋の広さが急に2倍になるわけじゃないので、磁気テープ使用量も約2倍にはならないよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。バックアップの間隔を空けると、回数は減るけれど、1回あたりに保存するのは相変わらずデータベース全体だよ。毎日撮っていた集合写真を2日に1回にしても、1枚の写真に写る人数が半分になるわけじゃない、というイメージだね。
選択肢ウ
これは不正解だよ。フルバックアップの実行時間は、基本的にはその時点のデータベース全体の大きさで決まるよ。バックアップ間隔を2倍にしても、1回で読むデータ全体が急に2倍になるわけではないので、平均実行時間も約2倍にはならないよ。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。フルバックアップ後の変更はログ情報に残しておいて、故障時には「最後のバックアップ+その後の変更履歴」で復旧するよ。家計簿でいうと、前回の残高メモから今日までの買い物記録を全部たどる感じ。バックアップ間隔が2倍になると、たどる変更履歴もだいたい2倍になるので、復旧処理時間も平均して約2倍になるよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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