SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成26年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問10

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

トランザクションの原子性 (atomicity) の説明として、 適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    データの物理的格納場所やアプリケーションプログラムの実行場所を意識することなくトランザクション処理が行える。
  2. イ
    トランザクションが終了したときの状態は、 処理済みか未処理のどちらかしかない。
  3. ウ
    トランザクション処理においてデータベースの一貫性が保てる。
  4. エ
    複数のトランザクションを同時に処理した場合でも、 個々の処理結果は正しい。
解き方のヒントを見る

午前I 問10:証明書は“期限内=安全”とは限らないよ

ディジタル証明書は、見た目の有効期限がまだ残っていても、途中で“この証明書はもう使っちゃダメ”と失効されていることがあるよ。だから、署名が正しいかを確認するだけでなく、CRLやOCSPで失効していないかも確認しよう。

この問題で問われていること

証明書そのものは“身分証明書”みたいな役割で、OCSPは“この身分証、今も有効ですか?”と問い合わせる仕組みだよ。この役割の違いと、有効期限内でも失効確認が必要な点を区別できるかがポイントだよ。

CRL

a CRL is a list of certificates revoked by a certification authority and is checked during certificate validation

revoked certificate list\nused in validation

確認ポイント

  • 証明書本体ではありません。
  • 失効有無確認に使う。
  • CRL を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。これは「どこにデータが置いてあるか、どこでプログラムが動くかを気にしなくてよい」という話で、たとえるなら窓口の裏側の倉庫や担当者の場所を客が知らなくても手続きできる、というイメージだね。原子性の「全部やるか、全部やめるか」の説明ではないよ。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。トランザクションの原子性は、銀行振込でいうと「相手に入金まで全部できた」か「何もなかったことに戻す」かのどちらかにする考え方なんだ。途中までだけ反映されると、財布からお金だけ消えて相手に届かない、みたいな困った状態になるから、それを防ぐ性質だよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。データベースの一貫性が保てる、というのはACIDのうち一貫性の話だよ。たとえば在庫数がマイナスにならないようにルールを守る、という感じ。大事な性質だけど、この問題で問われている「途中まで実行された状態を残さない」という原子性とは別物だよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。複数の処理を同時に走らせても結果が正しい、というのはACIDのうち独立性の話だよ。たとえば二つの窓口で同じ口座を同時に触っても、順番に処理したのと同じ結果になるようにするイメージだね。原子性の説明ではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針