SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成25年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問29

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

経営会議で来期の景気動向を議論したところ、 景気は悪化する、 横ばいである、 好転するという三つの意見に完全に分かれてしまった。 来期の投資計画について、 積極的投資、 継続的投資消極的投資のいずれかに決定しなければならない。表の予想利益については意見が一致した。意思決定に関する記述のうち、 適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    混合戦略に基づく最適意思決定は、 積極的投資と消極的投資である。
  2. イ
    純粋戦略に基づく最適意思決定は、 積極的投資である。
  3. ウ
    マクシマックス原理に基づく最適意思決定は、 継続的投資である。
  4. エ
    マクシミン原理に基づく最適意思決定は、 消極的投資である。
解き方のヒントを見る

損益分岐点は「売上で固定費を回収できるライン」だよ

限界利益率は、売上のうち固定費や利益に回せる割合のことで、計算式は `1 - 変動費率` だよ。損益分岐点売上高は、利益がちょうど0になる売上のラインで、「家賃などの固定費を、商品を売って得た限界利益でちょうど払いきれる金額」と考えよう。

この問題で問われていること

固定費、変動費率、限界利益率のつながりを使って、利益がプラスでもマイナスでもない売上水準を求められるかがポイントだよ。変動費率が分かれば限界利益率を出して、固定費をその限界利益率で割る流れを押さえよう。

Break-even Sales

break-even sales are calculated as fixed costs divided by the contribution margin ratio

contribution margin ratio = 1 - variable cost ratio

確認ポイント

  • 固定費と変動費を足すだけではありません。
  • 限界利益率を求める。
  • 損益分岐点売上高を計算する。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは間違いだよ。混合戦略は、じゃんけんでグー・チョキ・パーを確率で混ぜるように、複数の作戦を割合で使い分ける考え方だよ。でもこの問題では、その割合を計算するための相手の出方や確率条件が足りないので、「積極的投資と消極的投資が最適」とは言えないよ。

選択肢イ

これは間違いだよ。純粋戦略は「毎回これ一本でいく」と決める作戦のことだけど、それだけでは「積極的投資が最適」とは決められないんだ。料理店で「毎回カレーを頼む方式」と言っているだけで、カレーが一番お得かどうかは別問題、という感じだよ。

選択肢ウ

これは間違いだよ。マクシマックス原理は「一番うまくいったときのもうけが最大のものを選ぶ」考え方だよ。宝くじ売り場で「当たったとき一番大きい賞金」を見る感じだね。最大利益は、積極的投資500、継続的投資300、消極的投資400なので、選ぶなら継続的投資ではなく積極的投資だよ。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。マクシミン原理は「最悪のケースでも一番マシなものを選ぶ」考え方だよ。雨が降るか分からない日に、最高におしゃれな服より、濡れても困りにくい服を選ぶイメージだね。各投資の最悪の利益は、積極的投資50、継続的投資100、消極的投資200なので、最悪でも一番高い消極的投資を選ぶよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問29(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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