SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成25年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア回避
- イ軽減
- ウ受容
- エ転嫁
解き方のヒントを見る
アンゾフの成長マトリクスは“商品×市場”で考えよう
この問題では、アンゾフの成長マトリクスに出てくる4つの作戦を見分けるよ。今ある商品を今のお客さんにもっと売るなら「市場浸透」、今ある商品を新しい市場に売りに行くなら「市場開拓」、新しい商品を今のお客さんに出すなら「新製品開発」、新しい商品を新しい市場に出すなら「多角化」だよ。お店で例えると、“同じ商品を常連さんにもっと売るのか、新しい町で売るのか、新商品を常連さんに出すのか、まったく新しい商品で新しい町に挑戦するのか”という違いだね。
この問題で問われていること
ここでは、PPMと混同しないことがポイントだよ。PPMは事業を“市場成長率×市場占有率”で分類する考え方だけど、アンゾフの成長マトリクスは“商品が既存か新規か、市場が既存か新規か”で成長戦略を分ける考え方なんだ。つまり、見る軸がぜんぜん違うと押さえよう。
Ansoff Matrix
Ansoff’s matrix classifies growth strategies by existing/new markets and existing/new products
existing/new market\nexisting/new product
確認ポイント
- 市場成長率とシェアの枠組みではありません。
- 市場と製品の新旧で判断する。
- アンゾフを選ぶ。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
回避は、その危ないこと自体をやめてしまう対応だよ。たとえば泥棒が怖いから、その部屋をまったく使わないようにする感じ。今回の対策は、仕事や活動をやめるのではなく、感染しにくくしているだけなので回避ではないよ。
選択肢イ(正解)
軽減は、リスクが起きる確率や被害の大きさを小さくする対応だよ。たとえば窓に補助鍵を付けて、泥棒に入られにくくする感じ。予防接種やアルコール消毒は、インフルエンザにかかる可能性や広がる影響を減らす対策なので、これは軽減が正解だよ。
選択肢ウ
受容は、リスクがあると分かっていても特別な対策をせず、そのまま受け入れることだよ。たとえば『少し危ないけど、このまま様子を見よう』という感じ。今回は予防接種やアルコール消毒を用意してちゃんと対策しているので、受容ではないよ。
選択肢エ
転嫁は、困ったときの負担を保険会社や外部業者などに引き受けてもらう考え方だよ。たとえば泥棒被害に備えて保険に入るようなもの。今回の対策は、インフルエンザにかかりにくくするための予防接種や消毒なので、誰かにリスクを移しているわけではないから不正解だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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