SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問16

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

E-R図の解釈として、 適切なものはどれか。ここで、 * ※ は多対多の関連を表し、 自己参照は除くものとする。

選択肢

  1. ア
    交親
  2. イ
    eト
  3. ウ
    ある組織の親組織の数が、 子組織の数より多い可能性がある。 イ全ての組織は必ず子組織をもつ。
  4. エ
    組織は2段階の階層構造である。
解き方のヒントを見る

午前I 問16:モジュールの中身がちゃんとまとまっているかを見よう

モジュールは、ひとつの目的に向かって役割がはっきりしているほど良い設計だよ。たとえば「料理道具の引き出し」に包丁やまな板がまとまっている感じだね。逆に、関係ないものをなんとなく詰め込んだだけの寄せ集めは、後から直したり使ったりしにくいので避けよう。

この問題で問われていること

ここで見ているのは、モジュール同士がどれくらい依存しているかという「結合度」ではなく、ひとつのモジュールの中身がどれだけ同じ目的でまとまっているかという「強度」だよ。外とのつながりではなく、内部のまとまりをチェックする概念だと区別しよう。

High Cohesion

high cohesion means a module’s internal elements strongly work together toward one purpose

single purpose\ninternal unity

確認ポイント

  • 外部依存の話は結合度です。
  • 単一目的にまとまるほど高強度です。
  • 高凝集を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

正解だよ。E-R図の「*」は“いくつでもあり得る”という意味なので、ある組織に親組織がたくさんあって、子組織は少ない、という形もあり得るんだ。たとえば一つの窓口が複数の上位部署から指示を受けるけど、下には担当チームが一つだけ、みたいなイメージだよ。

選択肢イ

不正解だよ。このE-R図は「親と子のつながりを作れる」ことを表しているだけで、全ての組織に必ず子どもがいるとは言っていないんだ。会社でいうと、部長の下に課があることもあるけど、末端のチームにはさらに下の組織がないことも普通にあるよね。

選択肢ウ

不正解だよ。多対多の関係なので、親・子のつながりはもっと自由に作れるんだ。家系図みたいに「親世代と子世代の2段だけ」と決まっているわけではなく、会社の本部、部、課、係みたいに何段にもできる可能性があるよ。

選択肢エ

不正解だよ。この図では、ある組織が複数の親をもったり、複数の子をもったりできるので、網の目のようなネットワーク構造も表せるんだ。「ネットワーク構造になっていない」と決めつけるのは、道がたくさんある地図を見て“一本道だね”と言うようなものだよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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