SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問16
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア社内の秘密保持体制が構築できなり場合
- イセキュリティ分野のソフトウェアで、 アルゴリズムを公開したくないり場合
- ウ他社に積極的に技術使用許諾して、 ライセンス収入を得たい場合
- エリバースエンジニアリングによって技術が容易に明らかになる場合
解き方のヒントを見る
部品の中身は「1つの仕事(高強度)」に集中させ、部品同士は「ゆるく(低結合度)」つなぐのが、後から直しやすい良いプログラム
ソフトウェア設計の良いルールについての問題だよ。プログラムをモジュール(部品)に分けるとき、・モジュールの『中身』は、いろんな役割を持たせずに、1つの機能だけに専念させる(モジュール強度を「高く」する)。・モジュール『同士』の関係は、お互いにあまり干渉しないようにゆるく繋いおく(モジュール結合度を「低く」する)。この2つを徹底することで、後から一部を改造した時にバグが発生しにくい「保守性の高い」システムになるよ!
この問題で問われていること
モジュール内の凝集度(強度)とモジュール間の依存度(結合度)の正しいバランス、「強度は高く、結合度は低く設計する」ことが保守性を高める基本原則であることを見分けよう。
Low Coupling
low coupling means modules interact with minimal dependency、 reducing ripple effects of change
minimal dependency\nlocalized change impact
確認ポイント
- 内部のまとまりの話は強度です。
- 外部依存の少なさをみる。
- 低結合を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。社内で秘密を守る仕組みがないなら、金庫も鍵もない場所に合鍵を置くようなものだよ。ノウハウとして守るには、秘密として管理していることが大事なんだ。
選択肢イ
これは正解だよ。特許を出すと、基本的に技術内容を公開する必要があるんだ。だから、セキュリティ分野のソフトウェアでアルゴリズムを公開したくないなら、秘密のレシピとして社内で厳重に管理するノウハウ扱いが適切な場合があるよ。
選択肢ウ(正解)
これは不正解だよ。他社に使わせてライセンス料をもらいたいなら、窓口で『この技術はうちの権利です』と示せる特許の方が向いているよ。秘密のままだと、相手に説明して広く使ってもらう商売とは相性が悪いんだ。
選択肢エ
これは不正解だよ。製品を分解したら作り方がすぐ分かるなら、秘密のレシピを紙袋に入れて店先に置くようなものだよ。ノウハウとして隠しても簡単にまねされるので、秘匿には向いていないんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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