SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問15

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

プラックボックステストにおけるテストケースの設計に関する記述として、 適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    実データからテストデータを無作為に抽出して、 テストケースを設計する。 イ実データのうち使用頻度が高いものを重点的に抽出して、 テストケースを設計す
  2. イ
    る。
  3. ウ
    プログラムがどのような機能を果たすのかを仕様書で調べて、 テストケースを設計する。
  4. エ
    プログラムの全命令が少なくとも1回は実行されるように、 テストケースを設計する。
解き方のヒントを見る

システム開発の第一歩!「ユーザー(アクター)」と「システムができること(ユースケース)」の境界線をハッキリさせる

UMLの「ユースケース図」に関する問題だよ。システムの内部のプログラムコードやデータベース設計のような難しい話ではなく、システムの外側にいる「アクター(人間や別の外部システム)」が、システムを使って「どんな業務を行いたいか(ユースケース)」を楕円と線でシンプルにつないで示す図だよ。これによって、開発範囲(システムの境界)を顧客と開発者でカンタンに合意できるんだ。

この問題で問われていること

クラス間のデータ構造を表すクラス図や、業務の流れを示すアクティビティ図とは区別し、「システムが提供すべき機能(ユースケース)と、外部の利用者(アクター)との関係をビジュアルで表現する」ユースケース図の主な目的を選択しよう。

Use Case Diagram

a use case diagram organizes system requirements by showing actors and the functions they use

actors\nfunctions\nexternal viewpoint

確認ポイント

  • 内部構造図ではありません。
  • 利用者視点で表す。
  • ユースケース図を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

不正解だよ。実データを無作為に拾うのは、くじ引きで確認する場所を決めるようなものなんだ。たまたま大事な条件を見逃すかもしれないよね。ブラックボックステストでは、仕様書をもとに『この入力ならこの結果』と狙ってテストを作るのが基本だよ。

選択肢イ

不正解だよ。使用頻度が高いデータを重点的に見るのは、よく来るお客さんの対応だけを確認するようなものだよ。実務では役立つ考え方だけど、ブラックボックステストの本質は『仕様で決まっている機能や条件を外から確認すること』なので、この説明だけでは適切とはいえないんだ。

選択肢ウ

正解だよ。ブラックボックステストは、中身の配線を開けて見るのではなく、『外から見て何ができるべきか』で確認する方法なんだ。お店の窓口で、裏の事務処理を知らなくても『この手続きを頼んだら、この結果が返るはず』と確認する感じだね。仕様書を見て機能からテストケースを作るので、この説明がぴったりだよ。

選択肢エ

不正解だよ。プログラムの全命令を少なくとも1回実行するようにするのは、中の通路を全部歩いて点検するような方法で、ホワイトボックステストの考え方だよ。ブラックボックステストは中身の命令ではなく、外から見える機能や結果を仕様書ベースで確認するんだ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問15(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針