SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問14
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アISP管理下の動的TPアドレスからの電子メール送信について、 管理外ネットワークのメールサーバへSMTP通信を禁止する。
- イPCからの電子メール送信について、 POP接続で利用者認証済の場合にだけ許可する。
- ウ通常のSMTPとは独立したサプミッションポートを使用して、 メールサーバ接続時の認証を行う。
- エ電子メール送信元のサーパについてDNSの逆引きが成功した場合にだけ、 電子メール受信を許可する。
解き方のヒントを見る
メールを送信する専用ポート(587番)を使って、IDとパスワードで正規ユーザーであることを証明する(SMTP-AUTH)
メール送信時の認証プロトコル「SMTP-AUTH」の問題だよ。昔ながらのメール受信用ポート(25番)は誰でもアクセスできてスパム送信に使われやすかったため、現在は「サブミッションポート(587番ポート)」という送信専用の窓口を使うのが一般的。この窓口で接続する時にIDとパスワードでユーザー認証(SMTP-AUTH)を行い、オッケーが出た人だけがメールを送信できるようにしているんだよ。
この問題で問われていること
受信プロトコル「POP」をトリガーにする「POP before SMTP」や、外部の25番ポート接続をブロックする「OP25B」と区別して、「送信サーバー接続時に直接ユーザー認証を行い、認証が成功した端末からのみメール送信を許可する」特徴を選び出そう。
SMTP-AUTH の特徴
利用者はメール送信前に SMTP サーバへ認証し、認証された利用者だけが送信できます。これにより不正中継を抑えられます。
サブミッションポート利用\n接続時に利用者認証\n-> 送信を許可
確認ポイント
- 動的 IP から外部 SMTP を止めるのは OP25B です。
- POP 認証済みの場合だけ許可するのは POP before SMTP の説明です。
- 接続時認証を行う説明を選びます。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。動的IPアドレスのPCから、よそのメールサーバへ直接SMTP送信するのを止める対策で、OP25Bの説明そのものだよ。たとえるなら、身元確認なしで裏口から手紙を投げ込めないようにして、必ず自分のISPの受付窓口を通ってね、という仕組みだよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。POP接続で先に利用者確認してから送信を許可するのは、POP before SMTPという古い認証方法だよ。たとえるなら、先に郵便受けを開けた人だけ窓口利用を許す感じで、動的IPから外部SMTPへの通信を止めるOP25Bの説明ではないよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。サブミッションポート587番で認証してメールを送るのは、正規利用者用の送信窓口を用意する仕組みだよ。OP25Bと組み合わせて使われることは多いけど、選択肢の内容自体は『25番ポートをブロックする』説明ではないんだ。
選択肢エ
これは不正解だよ。DNSの逆引きで送信元サーバの名前を確認するのは、怪しい相手かどうかを見る迷惑メール対策の一つだけど、OP25Bではないよ。たとえるなら、来客の名札を確認する話であって、裏口からの投函自体を禁止する話ではないんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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