SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問13
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア送信側メールサーバでディジタル署名を電子メールのヘッダに付与して、 受信側メールサーバで検証する。
- イ送信側メールサーバで利用者が認証されたとき、 電子メールの送信が許可される。
- ウ電子メールのヘッダや配送経路の情報から得られる送信元情報を用いて、 メール送信元のIPアドレスを検証する。
- エネットワーク機器で、 内部ネットワークから外部のメールサーバのTCPポート25番への直接の通信を禁止する。
解き方のヒントを見る
送信側がメールに「電子署名(スタンプ)」を押し、受信側がそれを検証してなりすましを見破る「DKIM」
送信ドメイン認証技術「DKIM(ディーキム)」の問題だよ。メールの送信元を偽装した「迷惑メール」や「フィッシングメール」を見分けるための仕組み。メールを送信する時、送信元のサーバーがメールのヘッダー部分に自動で「電子署名」をくっつけるんだ。受け取った側のメールサーバーは、送信元のDNSサーバーから「公開鍵」を持ってきてその電子署名を検証することで、「本当にそのドメインから届いた、改ざんされていないメールだ!」と確認できるよ。
この問題で問われていること
IPアドレスを比較する「SPF」や、送信時の認証「SMTP-AUTH」と区別して、「送信側がデジタル署名を付与し、受信側が公開鍵を使ってそれを検証する」仕組み(DKIM)を選ぼう。
DKIM の流れ
送信ドメインは秘密鍵で署名し、受信側は DNS に公開された公開鍵で検証します。これにより、送信ドメイン詐称や改ざんの検出に役立ちます。
送信側サーバが署名\n受信側サーバが検証\n-> DKIM
確認ポイント
- IP アドレス検証は SPF の説明に近いです。
- 25 番ポート遮断は OP25B です。
- 送信側署名と受信側検証を選びます。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。DKIMは、送信側のメールサーバがメールに「この店が出しました」というハンコのようなディジタル署名を付けて、受信側がそのハンコを確認する仕組みなんだ。封筒に本物の印鑑が押されているか見るイメージで、送信元ドメインのなりすましや途中の改ざんに気付きやすくなるよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。これはSMTP-AUTHの説明だよ。メールを出す前に、窓口でIDとパスワードを見せて「本人ですね」と確認してもらう仕組みなんだ。DKIMは利用者本人のログイン確認ではなく、送信側サーバがメールに署名を付ける仕組みだよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。この説明はSPFに近い内容だよ。SPFは「この会社のメールは、この配達員のIPアドレスから来るはず」と名簿で確認する仕組みなんだ。DKIMのようにメールへ署名というハンコを押して検証する方式ではないよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。これはOP25Bの説明だよ。家のPCなどから外のメールサーバへ勝手に25番ポートで直接送れないよう、出口に門番を置く対策なんだ。迷惑メールのばらまきを防ぐ方法ではあるけれど、DKIMのようにメールへ署名を付けて本物か確認する仕組みではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問13(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針