SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ITTIL v3における問題管理プロセスの目標はどれか。

選択肢

  1. ア
    インシデントに対する既存ITサービスへの変更や新規サービスの導入を効率的かつ安全に実施する。
  2. イ
    インシデントによって中断したITサービスを合意した時問内に復旧する。
  3. ウ
    インシデントの根本原因を突き止めて排除したり、 インシデントの発生を予防したりする。
  4. エ
    利用者に単一窓口を提供し、 事業への影響を最小限にし、 通常サービスへ復帰できるように支援する。
解き方のヒントを見る

「商品」と「市場」がそれぞれ「既存」か「新規」かで戦略を分ける(アンゾフの成長マトリクス)

経営戦略の有名ツール「アンゾフの成長マトリクス」についての問題だよ。縦軸と横軸に「製品(既存・新規)」と「市場(既存・新規)」を置き、4つのマスで企業の成長戦略を整理するんだ。例えば「既存の製品を、全く新しい市場(海外など)に売りに行く」のは「市場開拓戦略」になるよ。

この問題で問われていること

市場シェアと成長率で分類する「PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)」とは区別して、「市場(既存/新規)×製品(既存/新規)」の組み合わせから「多角化」や「市場浸透」などの戦略を選べるようにしておこう。

Ansoff Matrix

Ansoff’s matrix classifies growth strategies by existing/new markets and existing/new products

existing/new market\nexisting/new product

確認ポイント

  • 市場成長率とシェアの枠組みではありません。
  • 市場と製品の新旧で考える。
  • アンゾフを選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。既存サービスの変更や新しいサービスの導入を安全に進めるのは変更管理の話なんだ。たとえるなら、家の鍵を新しいものに交換するときに、住人が締め出されないよう手順を決めて慎重に作業する係だね。問題管理は、変更作業の管理ではなく、トラブルの原因究明と再発防止が中心だよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。これは『まず壊れたサービスを約束時間内に動く状態へ戻そう』という話で、インシデント管理の役割なんだ。たとえるなら、家の水道が止まったときに、とりあえず水が出るように応急処置する係だね。今回問われている問題管理は、応急処置よりも『なぜ何度も止まるのか』を調べる係だよ。

選択肢ウ(正解)

これが正解だよ。問題管理は、起きたトラブルの根っこを探して、同じことがまた起きないようにする活動なんだ。たとえるなら、泥棒に入られたあとに、割れた窓を直すだけじゃなくて『なぜ入られたのか』『鍵や窓の弱点はどこか』を調べて、防犯対策まで行う感じだよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。利用者向けの単一窓口を用意して、問い合わせや障害連絡を受けるのはサービスデスクの役割なんだ。たとえるなら、マンションの管理人室みたいなものだね。困った人の受付や案内はするけれど、トラブルの根本原因を突き止めて再発防止する専門係そのものではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針