SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問12

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

社内ネットワークからインターネット接続を行うときに、 インターネットへのアクセスを中継し、 Webコンテンツをキャッシュすることによってアクセスを高速にする仕組みで、 セキュリティ確保にも利用されるものはどれか。

選択肢

  1. ア
    DMZ
  2. イ
    TPマスカレード (NAPT)
  3. ウ
    ファイアウォール
  4. エ
    プロキシ
解き方のヒントを見る

デジタル書類にハンコを押す!「誰が書いたか(本人証明)」と「改ざんされていないか(改ざん検知)」を保証するデジタル署名

セキュリティの超重要技術「デジタル署名」の目的についての問題だよ。デジタル署名は、手紙の中身を読めなくする「暗号化」とは違って、「間違いなく本人が作成した書類であること(送信元の証明)」と、「途中で誰にも書き換えられていないこと(データの完全性)」の2つを証明するための技術なんだ。

この問題で問われていること

情報を盗み見られないようにする「秘匿(暗号化)」ではなく、「本人確認」と「改ざん防止(検知)」がデジタル署名の本来の目的であることを見分けよう。

Digital Signature

digital signatures are generated with a private key and verified with a public key to confirm authenticity and integrity

private key sign\npublic key verify

確認ポイント

  • 公開鍵で署名しない。
  • 機密性目的ではありません。
  • 真正性と完全性を押さえる。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。DMZは、外部公開サーバを置くための中間エリアで、家でいうと玄関先の応接スペースみたいな場所。外の人を完全に家の中へ入れないための置き場であって、社内PCのインターネット利用を代理で中継する係ではないよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。IPマスカレード(NAPT)は、複数の社内PCが1つの外向き住所を使えるようにする住所変換の仕組みだよ。マンション全体で1つの代表住所を使い、部屋番号で誰宛てか分ける感じ。通信の通り道は助けるけど、Webアクセスを代理で取りに行く『窓口係』ではないよ。

選択肢ウ(正解)

これは不正解だよ。ファイアウォールは、怪しい通信を通すか止めるかを判断する門番みたいなもの。泥棒っぽい人を止める役目はあるけれど、利用者の代わりにWebページを取りに行く代理人ではないから、『中継する仕組み』としてはプロキシとは違うよ。

選択肢エ

これは正解だよ。プロキシは、社内PCがインターネットへ行くときに代わりに窓口になってくれる係みたいなもの。直接外へ出ず、受付係に『このWebページ取ってきて』と頼むイメージだから、『インターネットアクセスを中継する』ものとしてぴったりだよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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