SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問13
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アLANアナライザがパケットを破棄してしまうので、 測定中は測定対象外のコンピュータの利用を制限しておく必要がある。
- イLANアナライザにはネットワークを通過するパケットを表示できるので、 盗聴などに悪用されないように注意する必要がある。
- ウ障害発生に備えて、 ネットワーク利用者にLANアナライザの保管場所と使用方法を周知しておく必要がある。
- エ測定に当たって、 LANケーブルを一時的に切断する必要があるので、 利用者に対して測定日を事前に知らせておく必要がある。
解き方のヒントを見る
通信を盗み聞きした泥棒が、あとから「全く同じデータ」を送ってきてもログインさせない(リプレイ攻撃対策)
認証時のセキュリティ対策である「ワンタイムパスワード」や「チャレンジレスポンス」の強みについての問題だよ。もし悪者が通信を傍受して、ユーザーが送信したパスワードデータを手に入れたとする。次にそのデータをそのままサーバーに送ってログインを試みる攻撃を「リプレイ攻撃(再送攻撃)」と呼ぶんだ。毎回パスワード(または計算結果)が変わる認証方式なら、使い古された過去のデータはもう使えないので、この攻撃を完全に防げるよ!
この問題で問われていること
過去に流れた認証用のパケットをコピーして再送する「リプレイ攻撃」に対して、毎回異なる使い捨てデータを使う認証方式がなぜ有効なのか、その仕組みを選ぼう。
Challenge-Response
challenge-response authentication resists replay because each authentication attempt uses a fresh challenge
fresh challenge\ncomputed response
確認ポイント
- 毎回同じ応答ではありません。
- リプレイ対策に有効です。
- チャレンジレスポンスを選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。LANアナライザは基本的に流れているパケットを観察する道具で、勝手にパケットを捨てる装置ではないんだ。監視カメラが通行人を消してしまわないのと同じで、測定中だからといって対象外のコンピュータ利用を制限する理由にはならないよ。
選択肢イ
これは正解だよ。LANアナライザは、ネットワーク上を流れるデータの中身をのぞける道具なんだ。郵便物の流れを確認できる窓口みたいなもので、悪用されると盗み見につながるから、保管や利用権限に注意する必要があるよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。LANアナライザはトラブル調査用の道具なので、合鍵の置き場所を全員に教えるように、利用者みんなへ保管場所や使い方を広く知らせるのは危険なんだ。必要な管理者だけが扱えるようにしよう。
選択肢エ(正解)
これは不正解だよ。LANアナライザの接続方法によっては一時的な作業が必要なこともあるけれど、必ずLANケーブルを切断しなければならないわけではないんだ。『点検には必ず道路を封鎖する』と言い切るような説明なので、一般的な注意点としては不適切だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問13(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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