SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア更新前ログ情報によって、 直近の整合性のとれた状態に回復する。
- イ障害のもととなったプログラムを修正し、 再実行によって回復する。
- ウチェックポイント情報と更新後ログ情報を使って回復する。
- エデータベースのレコードの内容を、 SQLを使って直接修正する。
解き方のヒントを見る
1つの外向き電話番号(IP)を、内線番号(ポート番号)を使って社内の全員で使い回す「IPマスカレード(NAPT)」
ネットワークのアドレス変換技術「NAPT(IPマスカレード)」の問題だよ。家庭やオフィスの「プライベートIPアドレス」を持った複数の端末が、同時にインターネットに繋げるようにする仕組み。1つの「グローバルIPアドレス」に対して、端末ごとに異なる「ポート番号(内線番号のようなもの)」を割り当てることで、誰の通信かを識別して同時にネット通信ができるんだ。
この問題で問われていること
単にIPアドレスを1対1で変換する「NAT」と区別して、「ポート番号を組み合わせて複数のプライベートIPを1つのグローバルIPに変換する」技術の名前(NAPT / IPマスカレード)を選ぼう。
NAT
NAT translates private and global IP addresses so internal hosts can access external networks
private <-> global IP\naddress translation
確認ポイント
- 名前解決ではありません。
- アドレスを書き換える技術です。
- NAT を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。更新前ログを使うのは、失敗した作業を「やる前の状態」に戻すロールバックの考え方なんだ。料理で塩を入れすぎたから、入れる前の状態に戻す感じだね。ロールフォワードは逆に、保存地点から成功済みの作業をもう一度進める方法だよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。プログラムのバグを直して再実行するのは、壊れた自動販売機を修理してからもう一度買うような話だね。原因対策としては大事だけど、ログを使ってデータベースを障害直前の状態に戻すロールフォワードそのものの説明ではないよ。
選択肢ウ
これは正解だよ。ロールフォワードは、家計簿を前の保存時点まで戻してから、その後のレシートを順番にもう一度書き込むイメージなんだ。チェックポイントは「ここまでは確実」という保存地点、更新後ログは「その後こう変えたよ」という記録なので、この2つを使って障害直前の状態へ進めて回復するよ。
選択肢エ(正解)
これは不正解だよ。SQLで直接レコードを直すのは、壊れた帳簿を見ながら手作業で数字を書き換えるようなものだね。応急処置としてはあり得ても、DBMSの正式な障害回復方法であるロールフォワードの説明ではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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