SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問9
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア暗号化
- イ標本化
- ウ符号化
- エ量子化
解き方のヒントを見る
専門家(エキスパート)が「プロの目」でシステムの使いやすさを診断する(ヒューリスティック評価)
UI/UXの評価手法「ヒューリスティック評価」の問題だよ。実際のユーザーに触ってもらってテストするのとは違って、使いやすさ(ユーザビリティ)の法則やガイドラインを知り尽くした「専門家(評価者)」が複数人で製品を見て、「ここが分かりにくい」「ここはルールに合っていない」とチェックしていく手法なんだ。低コストでスピーディーに問題点を見つけられるメリットがあるよ。
この問題で問われていること
実際のユーザーを集めて行動観察する「ユーザビリティテスト」とは明確に区別し、「評価のガイドライン(経験則)に基づいて専門家が評価する」手法の定義を選ぼう。
Heuristic Evaluation
heuristic evaluation has experts inspect a user interface against known usability principles
expert review\nusability principles
確認ポイント
- 実利用者による操作試験そのものではありません。
- 専門家評価です。
- ヒューリスティック評価を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
暗号化は不正解だよ。これは音を切り出す作業ではなく、内容を他人に読めない形に変える作業なんだ。たとえるなら、録音した声を封筒に入れて鍵をかける感じで、PCMで音を一定間隔に区切る処理とは別物だよ。
選択肢イ
標本化が正解だよ。PCMでは、なめらかに変化する音の波を一定の時間ごとにパシャッ、パシャッと写真を撮るように取り出すんだ。この『決まった周期でアナログ値のまま切り出す』作業が標本化だよ。
選択肢ウ
符号化は不正解だよ。符号化は、切り出して数値にした情報を0と1のビット列に置き換える作業なんだ。たとえるなら、窓口で受け取った番号札をコンピュータ用の記号に書き直す段階で、音を一定間隔で切り出す段階ではないよ。
選択肢エ(正解)
量子化は不正解だよ。量子化は、標本化で取り出した音の大きさを近い目盛りの値に丸める作業なんだ。たとえるなら、身長を『だいたい170cm』みたいに目盛りに合わせて読む感じで、最初に一定周期で切り出す処理そのものではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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