SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

あるシステムでは、 平均すると100時問に2回の故障が発生し、 その都度復旧に2時問を要していた。機器を交換することによって、 故障の発生が100時問で1回になり、 復旧に要する時問も1時問に短縮した。機器を交換することによって、 このシステムの稼働率は幾ら向上したか。

選択肢

  1. ア
    0.01
  2. イ
    0.02
  3. ウ
    0.03
  4. エ
    0.04ー5一
解き方のヒントを見る

エラーを見つけるだけでなく、壊れたデータ(1ビット)をその場で自動修復する「ハミング符号」

メモリなどで使われるエラー検出・訂正の仕組み「ハミング符号」の問題だよ。「パリティビット」はエラーを見つけること(検出)しかできないけれど、「ハミング符号」はエラーが起きた場所まで特定して、1ビットの誤りならその場で自動的に正しい値に直す(訂正)能力を持っているんだ。

この問題で問われていること

奇数個のエラーしか検出できない単純なパリティチェックとは違い、「1ビットの誤りを検出し、さらに自動で訂正できる」というハミング符号の特徴を選ぼう。

ECC Memory

ECC memory uses error-correcting codes to detect and correct memory bit errors

error correction\nstronger than parity

確認ポイント

  • 単なるパリティだけではありません。
  • 誤り訂正能力がある。
  • ECC を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。偶数パリティは、荷物の数が偶数かだけを確認する受付係みたいなもの。『何かおかしいかも』とは気づけるけど、どの荷物が違うかまでは分からないので、1ビット誤りを自動で直す力はないんだ。

選択肢イ

これは不正解だよ。垂直パリティだけだと、表の列ごとに人数チェックをする感じで、異常の手がかりは出せるけど場所の特定が弱いんだ。行と列を組み合わせる方式なら1ビット訂正に近づけるけど、単独ではこの問題の条件を満たさないよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。チェックサムは、買い物レシートの合計金額を見て『計算が合わない』と気づくような仕組みだよ。誤りの検出には使えるけど、どの1か所を直せばいいかまでは基本的に分からないんだ。

選択肢エ(正解)

これが正解だよ。ハミング符号は、荷物に複数の確認札を付けておいて、1か所だけ入れ間違いがあれば『ここが違う』と場所まで見つけて直せる仕組みなんだ。ECCメモリで求められる、2ビット誤りの検出と1ビット誤りの訂正に使われる代表例だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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