SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問3
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア偶数パリティ
- イ垂直パリティ
- ウチェックサム
- エハミング符号
解き方のヒントを見る
XMLの構文ルールを守っている(整形式)だけでなく、スキーマの設計図にも合っている(妥当)
XML文書のルールについての問題だよ。タグの閉じ忘れがないなど、XMLとして最低限の文法ルールを満たしているものを「整形式XML文書」と呼ぶんだ。さらに、その上に「この要素の次にはこれを置く」「この項目は必須」といった具体的なデータの設計図(スキーマやDTD)のルールにもばっちり従っているものを「妥当なXML文書(Valid XML)」と呼ぶよ。
この問題で問われていること
単にXMLの基本文法を守っているだけの「整形式」と、独自の構造定義(DTD等)のルールに適合している「妥当なXML」の言葉の定義と違いを見分けよう。
Valid XML
a valid XML document is well-formed and also conforms to a DTD or XML Schema
well-formed + conforms to schema
確認ポイント
- 整形式だけでは妥当とは限らない。
- DTD/Schema 適合が必要です。
- 妥当文書の条件を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
偶数パリティは不正解だよ。これは「1の数が偶数になるようにする」という約束で、封筒に簡単な確認シールを貼るようなものだよ。1か所だけの誤りには気づきやすいけど、どこが間違ったかまでは分からないし、訂正もできないんだ。
選択肢イ
垂直パリティは不正解だよ。縦の列ごとに数が合っているかを確認する、出席簿の人数チェックみたいなものだよ。異常がありそうとは気づけるけど、これ単体では壊れた場所を正確に直すところまではできないので、ハミング符号の代わりにはならないよ。
選択肢ウ
チェックサムは不正解だよ。荷物を送るときに「中身の合計金額」だけをメモしておいて、受け取った側で合計が合うか確認するような仕組みなんだ。間違いがあるかの発見には使えるけど、どこが壊れたかを特定して直す力は弱いので、1ビット訂正・2ビット検出の方式としては選ばないよ。
選択肢エ
ハミング符号が正解だよ。これは、データにいくつかの見張り役のビットを付けておく仕組みで、マンションの複数の監視カメラから「どの部屋で異常が起きたか」まで分かるイメージだよ。だから1ビットの誤りなら場所を見つけて直せるし、2ビットの誤りも検出できるんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問3(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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