SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成21年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問25

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

共通フレーム2007によれば、 要件定義プロセスで行うべき作業はどれか。

選択肢

  1. ア
    新しい業務のあり方や運用をまとめた上で、 業務上実現すべき要件を定義する。
  2. イ
    企業で将来的に必要となる最上位の業務機能と組織モデルを検討する。
  3. ウ
    システム化機能の整理とネットワーク構成などのシステム方式を策定する。
  4. エ
    システムが提供する信頼性、 性能、 セキュリティなどのサービスレベルを定義する。
解き方のヒントを見る

要件定義は、ユーザーに「どんなシステムが欲しいか(業務の要望)」をヒアリングする段階

システム開発の教科書(共通フレーム)における「要件定義」は、新しい業務の流れや使い方を整理して、「業務を回すためにシステムに必要な要望や機能」をはっきりと文章にする仕事だよ。まだプログラムの作り方(方式設計)を考える段階ではないんだ。

この問題で問われていること

「どんな機械(サーバー)を使うか」といった技術的な決定(方式設計)ではなく、「どんな仕事をシステムで実現したいか」という業務側のニーズをまとめるステップであることを整理しよう。

Requirements Definition

requirements definition identifies what business requirements must be realized based on the future business and operational model

future business model\ndefine business requirements

確認ポイント

  • ネットワーク方式策定の段階ではありません。
  • まず実現すべき要件を定義する。
  • 要件定義の作業を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

これが正解だよ。新しい業務の進め方や運用を整理して、業務として何を実現したいのかを要件としてまとめる内容だからだよ。たとえるなら、新しい窓口を作るときに「誰が来て、何を受け付けて、どんな手順で処理するか」を先に決める感じだね。システムの配線や性能を決める前に、まず業務として必要なことをはっきりさせるんだ。

選択肢イ

これは不正解だよ。将来必要な最上位の業務機能や組織モデルを考えるのは、もっと大きな会社全体の構想づくりに近いんだ。たとえるなら、新しい窓口業務の細かい条件を決める前に、「この会社は将来どんな部署構成にする?」と考えている段階だよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。システム化する機能を整理したり、ネットワーク構成を決めたりするのは、業務で何を実現したいかを決めた後の「どうやってシステムを作るか」の話なんだ。たとえるなら、店の新しい営業方針を決める前に、レジの置き場所や配線を決めているようなものだよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。信頼性、性能、セキュリティなどのサービスレベルを決めるのは、システムがどのくらい速く、安全で、止まりにくくあるべきかを決める話なんだ。たとえるなら、窓口で何を受け付けるかを決める話ではなく、「何分以内に対応する」「鍵は二重にする」みたいな運用品質の条件を決める話だよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針