SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成21年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問15
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア故障時に、 指定された達成水準を再確立し、 直接に影響を受けたデータを回復するソフトウェア製品の能力
- イソフトウェアにある炊陥の診断又は故障原因の追及、 及びソフトウェアの修正箇所の識別を行うためのソフトウェア製品の能力
- ウ一つ以上の指定されたシステムと相互作用するソフトウェア製品の能力
- エ利用者がソフトウェアの運用及び運用管理を行うことができるソフトウェア製品の能カ
解き方のヒントを見る
「壊れたあとに、どれくらい元通りに直せるか(回復性)」も、システムの信頼の証!
ソフトウェア品質(ISO/IEC 9126規格)の分類問題だよ。システムがめったに壊れないこと(成熟性)だけでなく、「万が一故障したあとに、どれだけ早く・元の状態へデータを戻せるか(回復性)」という性質も、「信頼性」という大きなグループに分類されるよ。
この問題で問われていること
他のシステムとつながりやすい「移植性」や、プログラムの直しやすさ「保守性」とは区別して、「壊れにくさと、壊れたときの復旧力(回復性)=信頼性」とセットで覚えよう。
信頼性の見方
信頼性は、故障しにくさだけでなく、故障した後にどこまで正常状態へ戻せるかも含みます。ほかのシステムと連携する能力や、修正しやすさは別の副特性です。
故障時の再確立 / 回復 -> 信頼性\n相互作用 -> 相互運用性\n修正しやすさ -> 保守性
確認ポイント
- 他システムとの相互作用は相互運用性です。
- 欠陥診断や修正箇所の特定は保守性です。
- 「故障時に回復する能力」という言葉に注目しましょう。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは正解だよ。故障しても元の水準に戻して、影響を受けたデータも回復できる力のことだから、停電しても復旧して作業中の書類をできるだけ戻してくれるパソコンみたいなもの。壊れた後に立て直せる力なので、信頼性に分類されるよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。欠陥の場所や故障原因を見つけやすい、という話だね。たとえるなら、車が故障したときに「どこが悪いかすぐ分かる診断機能」がある感じ。これは直しやすさに関係するので、信頼性ではなく保守性の解析性だよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ほかのシステムとやり取りできる力の話なので、たとえるなら「別のお店のポイントカードとも連携できるレジ」みたいなもの。これは信頼性ではなく、機能性の中の相互運用性に近い考え方だよ。
選択肢エ(正解)
これは不正解だよ。利用者が運用や管理をしやすいか、という話だね。たとえるなら、家電の操作パネルが分かりやすくて、毎日の管理がしやすい感じ。これは壊れにくさや復旧力ではなく、使いやすさに関係する運用性だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問15(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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