SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅱ
令和5年度春期 システムアーキテクト 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインスペクション
- イウォークスルー
- ウパスアラウンド
- エペアプログラミング
解き方のヒントを見る
共同開発を検討する前提の整理
共同でプログラムを作成する場面では、知っている用語から結論を急がず、示された条件がどの範囲の話なのかを整理しましょう。判断に使う条件と、そこから読み取れる内容との対応に注目することが大切です。
この問題で問われていること
この分野を検討するときは、示された条件と、自分が経験や知識から補った想定を分けて捉えましょう。ある記述を判断の根拠にする前に、その根拠が与えられた条件の範囲に収まっているかを確かめてください。
視点
用語の印象だけでは、判断の根拠が曖昧になりがちです。示された条件を整理し、条件に含まれる内容と、自分で付け加えた想定との境界を意識しましょう。
確認ポイント
- 根拠にしている条件は明示されているか
- 経験から条件を補っていないか
- 判断が示された条件の範囲を超えていないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
ドライバが入力し、ナビゲータがその様子を見ながら指摘や助言を行い、二人で1台のPCを使って共同開発する技法はペアプログラミングです。
理由
ペアプログラミングでは、二人の開発者が一組になり、一人がキーボードを操作するドライバ、もう一人がコードや方針を確認して助言するナビゲータを担当します。設問の説明はこの特徴と一致します。
比較
インスペクション、ウォークスルー、パスアラウンドはいずれも成果物の確認やレビューに関する用語ですが、設問のように二人が1台のPCを共有して、入力と助言を同時に行う開発技法を表す用語ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。インスペクションは、作成した成果物を参加者が体系的に点検し、欠陥や問題点を検出するレビュー手法です。設問のように、ドライバとナビゲータが1台のPCを共有しながら、入力と助言を行う共同開発技法そのものを指す用語ではありません。
選択肢イ
これは不正解だよ。ウォークスルーは、作成者が設計書やプログラムなどの成果物を説明し、参加者から意見や指摘を受けるレビュー手法です。二人が同じPCを使い、一人が入力し他方が継続的に助言するという設問の作業形態とは異なります。
選択肢ウ
これは不正解だよ。パスアラウンドは、成果物や文書を複数の担当者へ順番に回覧し、それぞれが確認やコメントを行うレビューの進め方です。ドライバとナビゲータが同時に作業する、1台のPCを共有した共同プログラミングには該当しません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。ペアプログラミングは、二人の開発者が1台のPCを共有して共同でプログラムを作成する技法です。一人が入力を担当するドライバ、もう一人がコードを確認しながら指摘や助言をするナビゲータとなるため、設問の説明と一致します。
学習のポイント
役割名と共同作業の進め方を結び付けて覚えましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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