SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅱ

平成22年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅱ 問13

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

構成管理ツールを使用して開発用のソースコードを取得する際に,リポジトリ上の位置やリビジョンなどの構成情報を保持したままでソースコードを入手したい。このとき,構成管理ツールに対して行う操作はどれか。

選択肢

  1. ア
    インポート
  2. イ
    エクスポート
  3. ウ
    コミット
  4. エ
    チェックアウト
解き方のヒントを見る

操作前後の状態変化に着目しよう

構成管理ツールの操作を区別するときは、名称の印象ではなく、操作を実行する前と後で関係するデータの状態がどう変わるかを一つの観点として整理すると、似た語句に惑わされにくくなります。

この問題で問われていること

問われているのは、取得に関わる複数の操作をどう見分けるかという点です。各操作について、実行した結果として何が新しく生じ、何がそのまま残るのかを自分の言葉で説明できるかを確かめながら検討してください。

視点

構成管理の用語は日常語と似た響きを持つものが多く、名前だけで意味を判断すると取り違えやすくなります。学習の際は、一つの操作ごとに「実行前の状態」と「実行後の状態」を並べて書き出し、その差分が何かを確認する習慣をつけると、用語の違いが明確になります。この観点は、どのような形で問われても同じように使えます。

確認ポイント

  • 問われている各操作について、実行前にどのような状態を前提としているかを整理できているか
  • 各操作の実行後に、どのデータがどう変化するかを自分の言葉で説明できるか
  • 名称の響きや印象ではなく、前後の状態の差分に基づいて判断しているか
正解と解説を見る

正解

エ

解説

構成管理ツールでリポジトリ上の位置やリビジョンを保持したまま、ソースコードを開発用に取得する操作はチェックアウトです。

理由

チェックアウトは、リポジトリから指定したソースコードを作業用に取得する操作です。設問では、取得後もリポジトリ上の位置やリビジョンなどの構成情報を保持したいので、この操作が条件に合う。

比較

インポートは外部のソースコードをリポジトリへ取り込む操作、コミットは作業用コピーの変更をリポジトリへ反映する操作です。エクスポートは内容を取り出すが、構成情報を保持したまま取得する目的とは異なる。

選択肢ア

これは不正解だよ。インポートは、管理対象になっていない外部のソースコードなどをリポジトリへ取り込む操作である。設問はリポジトリから開発用ソースを取得する場面なので、操作の方向が逆であり、該当しない。

選択肢イ

これは不正解だよ。エクスポートは、リポジトリの内容を外部へ取り出す操作だが、通常はリポジトリ上の位置やリビジョンといった構成情報を付けずに利用するため、設問の保持条件に合わない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。コミットは、作業用コピーで行った変更をリポジトリへ登録・反映する操作である。設問はリポジトリから開発用ソースコードを取得する場面を問うているため、操作の方向と目的が異なる。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。チェックアウトは、リポジトリから指定したソースコードを作業用に取得する操作であり、リポジトリ上の位置やリビジョンなどの構成情報を保持したまま入手するという設問の条件に合致する。

学習のポイント

構成管理操作の方向と、取得時に構成情報を保持する条件を整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問13(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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