SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅱ 問21
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アPCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり,キーボード,マウス,スピーカ,プリンタ,CD-RWドライブなど多岐にわたる周辺機器を接続する。
- イPCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり,磁気ディスク装置,DVDドライブなどの高速な周辺機器を接続する。
- ウPCと通信機器とを結ぶシリアルインタフェースであり,ルータ又はモデムを接続する。
- エPCとディジタルAV機器とを結ぶシリアルインタフェースであり,セットトップボックス,DVDプレーヤなどを接続する。
解き方のヒントを見る
説明が当てはまる範囲を確かめる
技術について考えるときは、記述がどの範囲を対象としているかに注目しましょう。ある条件での説明を、そのまま全体に広げて受け取っていないかを確かめると、内容を落ち着いて整理できます。
この問題で問われていること
今回の検討では、扱われている内容がどこまでを対象にしているかという一点を意識してください。自分の知識を当てはめる前に、その知識と説明の対象範囲が合っているかを立ち止まって確かめましょう。
視点
同じ分野の知識でも、説明の対象となる範囲が異なることがあります。思い出した知識が今回の対象にも当てはまるかを意識し、範囲を広げすぎて理解していないかを点検しましょう。
確認ポイント
- 扱われている対象の範囲を意識しているか
- 思い出した知識と今回の内容で、対象範囲が合っているか
- 限られた範囲の説明を全体へ広げていないか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
シリアルATAは、PCと磁気ディスク装置や光ディスクドライブなど、高速な記憶装置系の周辺機器を接続するためのシリアルインタフェースです。したがって、該当する説明はイです。
理由
シリアルATAは、PCと高速な記憶装置系の周辺機器を接続する規格です。磁気ディスク装置やDVDドライブなどを対象とする説明が、シリアルATAの用途に合致します。
比較
キーボードやマウスなど多様な機器を接続する汎用インタフェース、ルータやモデムを接続する通信系インタフェース、セットトップボックスなどを接続するデジタルAV系インタフェースとは用途が異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。前半の「PCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェース」という説明だけでは不十分で、後半が対象を広げすぎています。キーボード、マウス、スピーカ、プリンタなど多様な機器を接続する汎用インタフェースの説明であり、シリアルATAの用途とは一致しません。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。シリアルATAはPCと周辺機器を結ぶシリアルインタフェースで、主に磁気ディスク装置やDVDドライブなどの高速な記憶装置系周辺機器を接続します。選択肢の前半と後半がともにシリアルATAの用途を正しく説明しています。
選択肢ウ
これは不正解だよ。前半で接続相手を「通信機器」としており、後半でもルータ又はモデムを接続すると説明しています。シリアルATAは通信機器との通信を目的とするインタフェースではなく、記憶装置系の周辺機器を接続する規格なので、対象分野が異なります。
選択肢エ
これは不正解だよ。前半はPCとディジタルAV機器を結ぶインタフェースとし、後半もセットトップボックスやDVDプレーヤを接続するとしています。シリアルATAの主な対象は高速な記憶装置系周辺機器であり、デジタルAV機器向けの接続規格という説明ではありません。
学習のポイント
シリアルATAの用途と、USB・通信インタフェース・デジタルAV向け接続との違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問21(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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