SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅰ
平成26年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅰ 問29
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アアローダイアグラム
- イパレート図
- ウマトリックス図
- エ連関図
解き方のヒントを見る
因果関係を整理する一つの視点
複数の要因が絡む問題では、出来事を単純な直線で結ばず、各要素の役割と影響の向きを切り分けて捉えることが大切です。まず関係の種類を整理し、説明の一貫性を確認しましょう。
この問題で問われていること
注目するのは、図の中で示された要素どうしの「影響の向き」です。ある要素が変化したとき、どの要素にどの順序で影響が及ぶかを追い、直接の関係と途中の媒介を区別して考えてください。
視点
各要素を役割ごとに整理し、変化の起点、影響を受ける対象、途中にある関係を分けて捉えます。全体を一度に判断せず、つながりごとの整合性を確認しましょう。
確認ポイント
- 影響の起点と向きを追えているか
- 直接の関係と途中の媒介を区別できているか
- 各つながりを合わせた説明に矛盾がないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
複数の要因が相互に絡み合う問題について、原因と結果、目的と手段などの因果関係を整理し、問題解決の手掛かりを得るために用いる図を問う問題です。
理由
連関図は、複雑に絡み合った要因を配置し、原因と結果などの因果関係を矢印で整理する図です。多くの要因が相互に影響する問題の構造を把握し、解決の糸口を見つける目的に適している。
比較
パレート図は項目を重要度や発生頻度の大きい順に並べて重点を把握する。アローダイアグラムは作業の順序や依存関係、マトリックス図は複数の要素群の対応関係を整理する。なお、パレート図は一般にQC七つ道具、他の三つは新QC七つ道具に分類される。
選択肢ア
これは不正解だよ。アローダイアグラムは、作業や活動を矢印で表し、実施順序や前後関係、日程上の依存関係を整理する図である。複雑な要因間の因果関係を追究して問題解決の手掛かりを得るという設問の目的とは異なる。
選択肢イ
これは不正解だよ。パレート図は、原因や項目を発生頻度または影響度の大きい順に並べ、重点的に取り組む対象を判断するための図である。要因同士が相互に絡み合う因果関係そのものを整理する図ではない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。マトリックス図は、二つ以上の要素群を行と列に配置し、それぞれの対応や関係の有無、強さを整理する図である。因果関係をたどって原因と結果を明らかにする設問の用途とは異なる。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。連関図は、複雑に絡み合う要因を配置し、原因と結果、目的と手段などの関係を矢印でつないで整理する図である。因果関係を明らかにし、問題解決の糸口をつかむという設問の説明に合致する。
学習のポイント
QC七つ道具と新QC七つ道具は、名称だけでなく用途の違いで覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅰ 問29(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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