SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅰ

平成23年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅰ 問5

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ジョブの多重度が1で,到着順にジョブが実行されるシステムにおいて,表に示す状態のジョブA~Cを処理するとき,ジョブCが到着してから実行が終了するまでのターンアラウンドタイムは何秒か。ここで,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。 単位 秒 | ジョブ | 到着時刻 | 処理時間(単独実行時) | | --- | --- | --- | | A | 0 | 5 | | B | 2 | 6 | | C | 3 | 3 |
公式問題冊子の問5(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問5(図や選択肢を含む)

選択肢

  1. ア
    11
  2. イ
    12
  3. ウ
    13
  4. エ
    14
解き方のヒントを見る

ジョブスケジューリングと時間指標

到着時刻、実行開始時刻、処理時間を区別して、時間軸上に整理するにはどうすればよいでしょうか。

この問題で問われていること

ジョブの多重度と到着順の実行規則を調べ、ターンアラウンドタイム・待ち時間・処理時間の測定区間を比較してみましょう。

ジョブスケジューリングと時間指標

ジョブの多重度と到着順の実行規則を調べ、ターンアラウンドタイム・待ち時間・処理時間の測定区間を比較してみましょう。

確認ポイント

  • ジョブの多重度は、同じ時間帯に実行できるジョブ数とどう関係するでしょうか。
  • あるジョブの実行中に次のジョブが到着した場合、到着順の実行規則ではどう扱われるでしょうか。
  • 表の到着時刻と処理時間を使い、各ジョブの到着・実行開始・実行終了を時間軸に書き込めるでしょうか。 ターンアラウンドタイム・待ち時間・処理時間は、それぞれどの区間を測る指標でしょうか。
正解と解説を見る

正解

ア

解説

添付の公式解答の問5は「ア」。多重度が1なので,ジョブは一つずつ到着順に実行される。Aは0~5秒,Bは5~11秒,Cは11~14秒に実行される。ターンアラウンドタイムは到着から終了までの時間なので,Cについては14−3=11秒となる。これは,待ち時間11−3=8秒に処理時間3秒を加えた値でもある。

添付の公式解答の問5は「ア」。多重度が1なので,ジョブは一つずつ到着順に実行される。Aは0~5秒,Bは5~11秒,Cは11~14秒に実行される。ターンアラウンドタイムは到着から終了までの時間なので,Cについては14−3=11秒となる。これは,待ち時間11−3=8秒に処理時間3秒を加えた値でもある。

選択肢ア(正解)

正しい。Cの終了時刻は14秒,到着時刻は3秒なので,ターンアラウンドタイムは14−3=11秒となる。

選択肢イ

誤り。Cは3秒に到着して14秒に終了するため,到着から終了までの時間は11秒であり,12秒ではない。

選択肢ウ

誤り。Cの待ち時間8秒と処理時間3秒を合わせると11秒であり,13秒ではない。

選択肢エ

誤り。14秒はCの終了時刻である。ターンアラウンドタイムは,終了時刻からCの到着時刻3秒を引いて求める。

学習のポイント

ジョブの多重度と到着順の実行規則を調べ、ターンアラウンドタイム・待ち時間・処理時間の測定区間を比較してみましょう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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