PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア安定期(Norming)
- イ遂行期(Performing)
- ウ成立期(Forming)
- エ動乱期(Storming)
解き方のヒントを見る
段階の特徴を時系列の流れで捉える
チーム発展段階モデルは、メンバーの関係性や作業の進め方が時間とともに変化する様子を段階で整理したものです。問われている状態がどの時点の変化を表しているかを、前後の段階とのつながりから位置付ける視点で検討しましょう。
この問題で問われていること
暗記した用語をそのまま当てはめるのではなく、チームの状態を示す手掛かりを取り出し、それが段階の移行の前後どちらに当たるかを考えることが焦点です。観点は一つに絞り、状態の時間的な位置を見極めてください。
視点
段階モデルでは、各段階は単独で定義されるというより、直前の状態から何が変わったかによって区別されることが多いです。メンバー同士の関係や作業への向き合い方など、どの側面の変化に注目しているのかを意識すると、段階どうしの境目を整理しやすくなります。
確認ポイント
- 問われている状態が、チームのどの側面(人間関係・作業の進め方など)の変化に注目したものかを確認する
- その状態が、直前の段階から何が変わった結果として現れているのかを考える
- 段階名と状態の対応を、暗記だけでなく時間的な順序の筋道で説明できるか確かめる
正解と解説を見る
正解
エ
解説
正答は動乱期(Storming)。この段階では、メンバーの考え方や価値観の違いが表面化し、それぞれが意見を主張し合う。
理由
タックマンモデルの動乱期(Storming)は、メンバーの異なる考え方や価値観が明確になり、意見の対立や主張が表れやすい段階です。設問の状況と一致する。
比較
成立期はチームが形成される初期段階、安定期は役割や関係が整う段階、遂行期は協力して成果を上げる段階です。意見の主張が表面化する段階とは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。安定期(Norming)は、メンバー間の役割や関係、行動の規範が次第に整い、協力しやすくなる段階である。異なる考え方や価値観を主張し合う状態が中心となる段階ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。遂行期(Performing)は、チームの関係や役割が整った後、メンバーが協力して課題に取り組み、成果を上げる段階である。設問のように意見の違いが表面化する段階とは一致しない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。成立期(Forming)は、チームが作られ、メンバーが互いの役割や目的を確認し始める初期段階である。メンバーが異なる価値観を明確にして意見を主張し合う段階ではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。動乱期(Storming)は、チーム形成後にメンバーの異なる考え方や価値観が明確になり、役割や進め方を巡ってそれぞれが意見を主張し合う段階である。設問の説明に合致する。
学習のポイント
タックマンモデルの各段階を、チーム内の関係や行動の特徴と結び付けて覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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