PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ

平成31年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問24

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

NISTが制定した,AESにおける鍵長の条件はどれか。

選択肢

  1. ア
    128ビット,192ビット,256ビットから選択する。
  2. イ
    256ビット未満で任意に指定する。
  3. ウ
    暗号化処理単位のブロック長よりも32ビット長くする。
  4. エ
    暗号化処理単位のブロック長よりも32ビット短くする。
解き方のヒントを見る

問われる数値が指す仕様を見極める

共通鍵暗号の標準規格には、鍵長以外にも数値で表される仕様が複数あります。問われている数値がどの項目を指すのかを区別し、規格ごとに定められた仕様として整理してから判断する姿勢が大切です。

この問題で問われていること

確認すべき観点は一つ、「その数値は鍵の長さを指しているか」です。標準規格の説明では複数の数値が並ぶことがあるため、各数値が何の仕様なのかを対応付け、鍵長として定められたものだけを取り出して検討しましょう。

視点

共通鍵暗号の標準規格では、鍵長のほかにも性質の異なる数値パラメータが定義されています。数値だけを覚えていると、別の項目の値と混同しやすくなります。学習時は規格名と、鍵長をはじめとする各パラメータの名称を対にして、自分なりに一覧へまとめておくと整理しやすくなります。

確認ポイント

  • どの規格について問われているかを確認し、その規格の鍵長に関する記述かどうかを意識する
  • 鍵長以外の数値パラメータと取り違えていないかを見直す
  • 記憶が曖昧な場合は、規格ごとの鍵長の仕様を自分で整理し直してから判断する
正解と解説を見る

正解

ア

解説

AESの鍵長は、NISTによって規格上の候補が定められており、その候補から選択する。任意のビット数を指定する方式でも、ブロック長との差で決める方式でもない。

理由

AESの鍵長は128ビット、192ビット、256ビットの三つから選択する条件です。したがって、鍵長を任意のビット数で指定したり、ブロック長との差によって決定したりするものではありません。

比較

鍵長は暗号鍵の大きさを示す値であり、暗号化処理単位のブロック長とは別の項目です。選択肢では、規格で定められた候補から選ぶ説明だけがこの条件に一致する。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。AESの鍵長は、NISTの規格で128ビット、192ビット、256ビットの三つが定められている。この選択肢は、鍵長を規格上の候補から選択するという条件を正しく表している。

選択肢イ

これは不正解だよ。AESの鍵長は256ビット未満なら任意に指定できるわけではない。規格で定められた候補値を用いるため、任意のビット数を指定するという説明は条件と一致しない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。AESの鍵長は、暗号化処理単位のブロック長よりも32ビット長くするという差分で決められていない。鍵長には規格で定められた候補値があり、ブロック長との差は条件ではない。

選択肢エ

これは不正解だよ。AESの鍵長は、暗号化処理単位のブロック長よりも32ビット短くするという関係ではない。鍵長はブロック長から算出するのではなく、規格で指定された候補から選択する。

学習のポイント

AESの鍵長とブロック長を混同せず、規格で定められた候補値を覚える。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針