PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成29年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問7
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア安定期(Norming)
- イ遂行期(Performing)
- ウ成立期(Forming)
- エ動乱期(Storming)
解き方のヒントを見る
関係の解釈と根拠を確かめる
チームや人間関係を扱う内容では、印象的な言葉だけで意味を決めず、その情報がどのような文脈で使われているかを確かめましょう。明示された内容と、自分が補った解釈を分けて捉えることが大切です。
この問題で問われていること
今回の検討では、メンバ間の関係について読み取ったことが、与えられた情報に直接支えられているかに注目しましょう。日常の経験や言葉の印象から意味を補いすぎていないか、解釈の根拠を確かめてください。
視点
明示されている内容と、読み手が推測で付け加えた内容は分けて考えます。人間関係を表す言葉の受け取り方にも、この区別を当てはめて整理しましょう。
確認ポイント
- 関係の解釈を支える情報を確かめたか
- 言葉の印象だけで意味を決めていないか
- 自分の経験から情報を補っていないか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
正解はエの動乱期(Storming)です。異なる考え方や価値観が明確になり、各自が意見を主張し合う段階に当たります。設問のタックマンモデルは、成立期、動乱期、安定期、遂行期、散会期の五段階でチームの発展を捉えます。
理由
動乱期(Storming)では、メンバの考え方や価値観の違いが表面化し、それぞれが自分の意見を主張することで対立が生じます。設問の「異なる考え方や価値観が明確になり」「それぞれの意見を主張し合う」という記述が、この段階の特徴に一致するため、エが正解です。
比較
五段階のうち、成立期(Forming)はチームが形成され、目的や役割を探る段階です。動乱期(Storming)では意見の違いが表面化します。安定期(Norming)では共通の規範や協力関係が整い、遂行期(Performing)では協力して成果の達成に取り組みます。第五段階の散会期(Adjourning)は、活動を終えてチームが解散し、成果や経験を振り返る段階です。
選択肢ア
これは不正解だよ。安定期(Norming)は、メンバ間で共通の規範や役割が定まり、協力関係が整っていく段階です。設問は、異なる考え方や価値観が明確になり、それぞれが意見を主張し合う状況を示しているので、安定期には当たりません。
選択肢イ
これは不正解だよ。遂行期(Performing)は、メンバが役割を果たし、協力して課題の解決や成果の達成に取り組む段階です。設問の中心は成果を生み出す活動ではなく、考え方や価値観の違いが表面化し、各自が意見を主張し合うことなので、遂行期とは異なります。
選択肢ウ
これは不正解だよ。成立期(Forming)は、チームが形成され、メンバが目的や役割を探りながら互いを理解しようとする段階です。設問にある、考え方や価値観の違いが明確になって意見を主張し合う状況は、形成初期の探索よりも動乱期(Storming)の特徴に対応します。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。動乱期(Storming)は、メンバの異なる考え方や価値観が表面化し、それぞれが意見を主張し合う段階です。設問に示された状況がこの特徴に一致します。この段階で意見の違いを調整し、共通の規範や協力関係を築いていくと、安定期(Norming)へ進みます。
学習のポイント
成立期(Forming)、動乱期(Storming)、安定期(Norming)、遂行期(Performing)、散会期(Adjourning)の五段階を、形成、意見の衝突、規範の共有、成果の達成、活動の終結という特徴と対応させて覚えましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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