PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成26年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問20
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア案1
- イ案2
- ウ案3
- エ案4
解き方のヒントを見る
評価前提の対応関係を確かめる
複数の案を比べる問題では、結論を急ぐ前に、与えられた情報のどの値がどの案・どの観点に属するのかを整理することが大切です。対応を取り違えると以降の検討がすべてずれてしまうため、最初に前提を丁寧に確かめましょう。
この問題で問われていること
この問題で意識したいのは、各観点について示された値や条件が、何を良しとする向きで表されているかを読み取ることです。示された内容の意味を自分の言葉で言い直し、案ごとの位置づけを誤解なく把握できているかを確認しましょう。
視点
複数案の比較では、材料となる情報を正しく読み取れているかが検討の土台になります。観点によって、何をもって望ましいとするかの向きが異なる場合もあり得るため、観点ごとに意味を確かめる習慣が役立ちます。また、案と観点の組合せを一つずつ照合し、読み違いがないかを見直すと、思い込みによる誤りを減らせます。
確認ポイント
- 各案と各観点の情報を取り違えずに対応づけられているか
- 観点ごとに、どのような状態を望ましいとしているかを読み取れているか
- 自分の整理を見直し、読み違いや書き写しの誤りがないかを確かめたか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
各案について、効果の三項目は評価点と重みの積を合計し、リスクの二項目も同様に合計します。その上で、総合評価点を効果の総評価点からリスクの総評価点を引いて求めます。案1は3点、案2は1点、案3は7点、案4は-13点となるため、最も高いのは案3です。
理由
重み付き評価点は、各評価点に重みを掛けて加算します。案3では、効果が5×4+2×2+2×3=30点、リスクが1×8+5×3=23点です。したがって総合評価点は30点−23点=7点となります。
比較
他の案は、案1が31−28=3点、案2が36−35=1点、案4が30−43=−13点です。効果の評価が高くても、重みの大きいスケジュールリスクなどが大きいと総合評価点は下がります。
選択肢ア
これは不正解だよ。案1は効果が3×4+2×2+5×3=31点、リスクが2×8+4×3=28点なので、総合評価点は31−28=3点です。案3の7点より低く、最も高い改善案にはなりません。
選択肢イ
これは不正解だよ。案2の効果は4×4+4×2+4×3=36点ですが、リスクは4×8+1×3=35点です。そのため総合評価点は36−35=1点となり、案3の7点を下回ります。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。案3の効果は5×4+2×2+2×3=30点、リスクは1×8+5×3=23点です。総合評価点は30−23=7点で、案1の3点、案2の1点、案4の−13点を上回ります。
選択肢エ
これは不正解だよ。案4の効果は2×4+5×2+4×3=30点ですが、リスクは5×8+1×3=43点です。総合評価点は30−43=−13点となり、スケジュールリスクの重み8が大きく影響して最下位になります。
学習のポイント
重み付き合計と、効果からリスクを差し引く評価方法を学ぶ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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