PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成26年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問19
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- アa:サービスストラテジ,b:サービスオペレーション,c:サービストランジション,d:サービスデザイン
- イa:サービスストラテジ,b:サービスデザイン,c:サービストランジション,d:サービスオペレーション
- ウa:サービスデザイン,b:サービスストラテジ,c:サービストランジション,d:サービスオペレーション
- エa:サービスデザイン,b:サービストランジション,c:サービスストラテジ,d:サービスオペレーション
解き方のヒントを見る
段階名の語義と役割の整合を確かめる
ライフサイクルの各段階は、名称に含まれる言葉がその段階で扱う関心事を表していることが多いものです。本問では、段階の名称が示す動作と、各段階に対応付けられた役割の内容とが自然に結び付くかという一つの観点に絞って検討しましょう。
この問題で問われていること
確認したいのは、段階の名称に使われている言葉の意味と、その段階に割り当てられた役割が、同じ関心事を指しているかどうかです。名称だけ、役割だけで判断せず、両者を照らし合わせて整合するかを一つずつ確かめてください。
視点
ライフサイクルという考え方では、サービスに関わる活動が複数の段階に区切られ、各段階はそれぞれ異なる問いに答える役割を持ちます。名称の語は『何をする段階か』を示す手掛かりになります。語の日常的な意味と、役割として挙げられている活動が同じ方向を向いているかを見ると、対応の妥当性を点検しやすくなります。
確認ポイント
- 段階の名称に含まれる言葉が、日常的にどのような動作や目的を表すかを自分の言葉で言い換えられるか
- その段階に対応付けられた役割が、言い換えた動作や目的と同じ関心事を扱っているか
- 名称の印象だけで決めず、役割の内容と照らして食い違いがないかを段階ごとに確かめたか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
図の説明は、全体戦略の策定、事業要求に基づくサービス設計、テストと本番展開、サービスの提供と支援という順序を示している。
理由
最初の説明はITサービスとサービスマネジメントの全体的な戦略を確立する段階なのでサービスストラテジに当たる。次は事業要件を取り入れてサービスや支援の仕組みを作るため、サービスデザインです。
比較
前段階の成果を受け取り、要求を満たすかテストして本番環境へ展開する段階はサービストランジションです。その後、顧客と提供者の価値を確保するようサービスを提供・支援する段階がサービスオペレーションです。
選択肢ア
これは不正解だよ。aのサービスストラテジとcのサービストランジションは図の説明に合っている。しかし、bの説明はサービスデザインに該当し、dの説明はサービスオペレーションに該当するため、bとdを入れ替えている。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。aは全体戦略を確立するサービスストラテジ、bは事業要件を反映して仕組みを作るサービスデザイン、cはテストと本番展開を行うサービストランジション、dは提供と支援を担うサービスオペレーションである。
選択肢ウ
これは不正解だよ。cのサービストランジションとdのサービスオペレーションは図の説明に対応している。一方、aの全体戦略を確立する説明はサービスデザインではなくサービスストラテジに当たり、bもその順序と一致しない。
選択肢エ
これは不正解だよ。dのサービスオペレーションだけは、顧客と提供者の価値を確保するためにサービスを提供・支援する説明と一致する。a、b、cはそれぞれ戦略、設計、移行の対応が入れ替わっている。
学習のポイント
ITIL各段階の目的と、ライフサイクル上の順序を対応付けて覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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