PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ

平成25年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問25

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

日本工業標準調査会を説明したものはどれか。

選択肢

  1. ア
    経済産業省に設置されている審議会で,工業標準化法に基づいて工業標準化に関する調査・審議を行っており,特にJISの制定,改正などに関する審議を行っている。
  2. イ
    電気・電子技術に関する非営利の団体であり,主な活動内容としては,学会活動,書籍の発行,IEEEで始まる規格の標準化を行っている。
  3. ウ
    電気機械器具・材料などの標準化に関する事項を調査審議し,JEC規格の制定及び普及の事業を行っている。
  4. エ
    電子情報技術産業の総合的な発展に資することを目的とした団体であり,JEITAの規格制定及び普及の事業を行っている。
解き方のヒントを見る

比較対象と条件を整理する視点

設問に登場する対象同士の関係と、比較するときに固定されている条件・変化する条件を切り分け、同じ基準で各選択肢を読み比べるための観点を確認します。用語の意味も文脈に沿って捉えましょう。

この問題で問われていること

焦点は、何と何を比較しているのか、比較の前提としてどの条件が置かれているのかを整理することです。対象・基準・制約を別々に書き出し、条件の一致を丁寧に確かめてください。

視点

比較問題では、対象、評価基準、前提条件、時間や範囲などの制約を分けて捉えます。まず同じ土台にそろえられる情報を整理し、その後に各記述がどの観点を述べているかを確認します。

確認ポイント

  • 比較する対象を同じ粒度で捉えられているか
  • 比較の基準と前提条件が混在していないか
  • 条件が変わる箇所と変わらない箇所を区別できているか
正解と解説を見る

正解

ア

解説

日本工業標準調査会は、経済産業省に設置された審議会であり、工業標準化法に基づいて工業標準化を調査・審議する。特にJISの制定や改正に関する審議を行うため、アが該当する。

理由

日本工業標準調査会は、工業標準化法を根拠として工業標準化に関する調査・審議を行う経済産業省の審議会です。JISの制定や改正に関する審議を担う点が設問の説明と一致する。

比較

イはIEEEに関わる電気・電子技術分野の団体、ウはJEC規格を扱う機関、エは電子情報技術産業の団体に関する説明です。いずれも日本工業標準調査会の制度上の位置づけとは異なる。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。日本工業標準調査会は経済産業省に設置された審議会で,工業標準化法に基づいて工業標準化を調査・審議する。特にJISの制定や改正に関する審議を行うという説明が,組織の位置づけと役割に一致している。

選択肢イ

これは不正解だよ。記述されているのは,電気・電子技術に関する非営利団体で,学会活動や書籍の発行を行い,IEEEで始まる規格の標準化に関わる組織の説明である。経済産業省に設置された審議会の説明ではない。

選択肢ウ

これは不正解だよ。電気機械器具や材料などの標準化を調査審議し,JEC規格の制定及び普及を行う機関についての説明である。扱う対象や規格名が,日本工業標準調査会のJISに関する役割とは異なっている。

選択肢エ

これは不正解だよ。電子情報技術産業の総合的な発展を目的とする団体で,JEITAの規格制定及び普及を行う組織についての説明である。産業団体の活動を述べたもので,法律に基づく審議会の説明ではない。

学習のポイント

標準化に関わる組織の設置根拠と担当規格を比較する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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