PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成25年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問12
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア表ア
- イ表イ
- ウ表ウ
- エ表エ
解き方のヒントを見る
機能種別と複雑度を整理する視点
ファンクションポイント法では、機能を利用者への提供内容とシステム境界の関係から捉え、種別の判断と複雑度の評価を混同しないよう、観点を分けて整理することが重要です。
この問題で問われていること
一つの機能を見たとき、誰が何を求め、どの情報が境界を越えて扱われるのかに注目し、機能の役割と内部データの関係を切り分けて考えることに焦点を絞ります。
視点
画面や帳票の見た目だけで判断せず、利用者の目的、処理の向き、参照・更新される情報のまとまり、対象システムの責任範囲を順に確認します。そのうえで、種別を考える観点と、規模や複雑さを考える観点を別々に整理すると、判断の根拠を説明しやすくなります。
確認ポイント
- 利用者が求める機能の目的と役割を確認する
- システム境界を越える情報の向きを整理する
- 複雑さに関係する要素を独立して見直す
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
IFPUG法では、ILFとEIFがデータファンクション、EI・EO・EQがトランザクションファンクションに分類される。したがって、これらの対応が一致する選択肢を選ぶ。
理由
データファンクションは、アプリケーションが扱うデータのまとまりに関する分類であり、内部論理ファイルILFと外部インターフェースファイルEIFから成る。一方、トランザクションファンクションは、外部入力EI、外部出力EO、外部照会EQで構成される。
比較
公式画像の表ウは、データファンクションにEIFとILF、トランザクションファンクションにEI・EO・EQを配置しており、各略語の分類と一致する。他の表は、少なくとも一部の略語を反対側に配置しているため適切ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。表アはデータファンクションにEI・EO・EQを、トランザクションファンクションにEIF・ILFを配置している。しかし、EI・EO・EQは外部との処理を表し、EIF・ILFはデータに関する機能なので、両グループが逆になっている。
選択肢イ
これは不正解だよ。表イはEIF・EQ・ILFをデータファンクション、EI・EOをトランザクションファンクションとしている。EIFとILFの配置は適切だが、EQは外部照会であり、データファンクション側に含めている点が誤りである。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。表ウはデータファンクションをEIF・ILF、トランザクションファンクションをEI・EO・EQとしている。EIFとILFはデータに関する機能であり、EI・EO・EQは外部入力・出力・照会に関する機能なので、分類が正しく対応している。
選択肢エ
これは不正解だよ。表エはデータファンクションをILFだけとし、EIFをEI・EO・EQと同じトランザクションファンクション側に置いている。EIFは外部インターフェースファイルでデータに関する機能なので、この配置では分類が不足している。
学習のポイント
データファンクションとトランザクションファンクションの構成要素を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問12(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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