PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成25年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問8
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア2
- イ3
- ウ4
- エ5
解き方のヒントを見る
先行関係と要員配置を読む視点
工程計画では、作業同士の依存関係、各作業の長さ、利用できる要員の重なりを同じ時間軸で整理し、全体への影響が大きい箇所を見極める視点が重要です。条件を一つずつ対応づけ、見落としがないか確認します。
この問題で問われていること
確認の中心は、先行作業の完了条件と要員の割当可能な時期が、後続作業の開始時点や計画全体の流れと矛盾なく対応しているかという一点です。特に重複に注意します。
視点
作業の順序、所要期間、要員の利用可能性を別々に捉えた後、時間軸上で照合します。依存関係と資源制約のどちらが計画を左右するかを意識しましょう。
確認ポイント
- 先行作業の完了条件と後続作業の開始条件を対応させる
- 各作業の期間を共通の時間軸で整理する
- 同じ時期に重なる要員配置の制約を確認する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
クリティカルパスから最短工期を求め、全工程の作業量がその期間に収まる最小要員数を確認する。2名で17日以内に完了できる具体的な配置を示せるため、最大要員数は2名となる。
理由
クリティカルパスは b→d→ダミー作業→f→h で、所要日数は3日+5日+0日+5日+4日=17日です。したがって、最短完了日数は17日となる。全実作業量は3+3+4+5+2+5+4+4+3=33人日であり、1名だけでは17日間に33人日を処理できないため、少なくとも2名が必要です。
比較
2名での配置例は、1人目がbを1~3日、dを4~8日、fを9~13日、hを14~17日に担当し、2人目がaを1~3日、cを4~7日、1日空けてeを9~10日、gを11~14日、iを15~17日に担当する方法です。工程の前後関係を満たし、17日以内に全作業を完了できる。よって、必要最小限の最大要員数は2名です。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。最短完了日数はクリティカルパスによる17日である。全実作業量は33人日なので、1名では17日間に完了できず、少なくとも2名が必要になる。一方、b→d→f→hを1人、a→c→e→g→iをもう1人が担当するよう開始時期を調整すれば、両者とも17日以内に収まり、1日当たりの最大要員数を2名にできる。
選択肢イ
これは不正解だよ。3名という値は、各工程を1名で実施する条件に対して必要以上の同時要員数である。17日間で33人日を処理するには2名で足り、実際に工程の前後関係を守った2名配置が可能であるため、3名を最大要員数とする必要はない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。4名は、1日当たりの最大要員数として2名を2名分上回る値である。全作業量33人日と最短工期17日を満たす配置は2名で実現できるため、4名を同時に投入しなければならないという公式図の条件はない。
選択肢エ
これは不正解だよ。5名は、必要最小限の最大要員数2名より3名多い値である。各工程が1名作業という条件でも、工程順序を守って2名で17日以内に完了できるため、5名を投入する根拠はなく、要員数の増加を極力抑える条件にも合わない。
学習のポイント
工期の下限と作業量の下限を分けて考え、実際の工程配置で要員数を検証する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針