PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成23年度特別 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインバスケットは,一定時間内に数多くの問題を処理させることによって,問題の関連性,緊急性,重要性などに対する総合的判断力を高める技法である。
- イケーススタディは,日常の開発業務の中で,先輩や上司が個別に指導し,実体験から知識を習得させる技法である。
- ウブレーンストーミングは,参加者に特定の役割を演技させることによって,各立場の理解や問題解決力を高める技法である。
- エロールプレイングは,参加者のアイディアを批判することなく,またそのアイディアから新たなアイディアを導き出そうとする創造的問題解決に適した技法である。
解き方のヒントを見る
比較対象と前提条件の切り分け
対象そのものと、比較の前提になっている条件を分けて読むことに注目します。用語の範囲、時点、立場、評価軸が混ざっていないかを整理し、各選択肢が同じ土台で比べられているかを確認しましょう。
この問題で問われていること
まず設問が比較させている対象・基準・適用範囲を一組として書き出し、条件の違いが判断に影響し得る箇所だけを確認します。対象と条件を入れ替えたり、暗黙の前提を足したりしないことが重要です。
視点
比較を伴う設問では、対象・基準・条件・範囲を分けて整理すると、どの情報が判断に関係するかを落ち着いて確認できます。
確認ポイント
- 比較される対象と基準を区別できているか
- 時点・立場・適用範囲の条件を揃えて読めているか
- 選択肢にない前提を自分で追加していないか
正解と解説を見る
正解
ア
解説
適切なのはアです。インバスケットは、限られた時間内に複数の案件を処理し、案件相互の関係や緊急度、重要度を踏まえて判断する能力を養う教育技法です。
理由
インバスケットは、未処理の案件を処理する状況を設定し、案件の関連性、緊急性、重要性などを考慮して優先順位や対応を判断させる。したがって、アの説明が適切です。
比較
ケーススタディは事例を教材として分析する方法であり、日常業務で上司が個別指導する方法ではありません。役割を演じるのはロールプレイングで、批判せず発想を広げるのはブレーンストーミングです。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。インバスケットは、一定時間内に複数の案件や問題を処理する状況を設定し、案件の関連性、緊急性、重要性などを考慮して総合的に判断させる技法である。提示された説明は、この方法と目的に一致している。
選択肢イ
これは不正解だよ。ケーススタディは、実際または仮想の事例を教材として取り上げ、状況や問題を分析し、対応策を検討する技法である。日常の開発業務で先輩や上司が個別指導し、実体験から学ばせる説明は、ケーススタディの定義とは異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ブレーンストーミングは、参加者が自由に多くのアイディアを出し、発想を広げるための技法である。特定の役割を演技させて各立場の理解や問題解決力を高める方法は、ロールプレイングに該当する。
選択肢エ
これは不正解だよ。参加者のアイディアを批判せず、そこから新たなアイディアを導き出す創造的な発想法は、ブレーンストーミングの特徴である。参加者に特定の立場や役割を演じさせるロールプレイングの説明ではない。
学習のポイント
教育技法は名称だけでなく、参加者の活動内容と育成する能力の対応で覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度特別 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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