PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成21年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問7
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア幾つかの事例を示した後に,システムがもつべき機能を説明する。
- イ業務処理の流れに沿って,システムの操作方法を説明する。
- ウプログラムの問題点を分析し,解決策と代替案を検討し,解決策を説明する。
- エ利用頻度の高いものから,システムの機能を説明する。
解き方のヒントを見る
展開順序を決める基準に注目する
文章構成法を区別するときは、名称を覚えるだけでなく、各構成法がどのような基準で話の順番を並べているのかを自分の言葉で説明できるかを確かめると、違いを落ち着いて見分けられます。
この問題で問われていること
問われているのは、個々の構成法が話の順序をどんな考え方で決めているかという観点です。読み手・目的・内容のどこを起点に順序が組み立てられるのかを意識して、それぞれの特徴を区別できるかを確認しましょう。
視点
文章構成法とは、伝えたい内容をどの順番で並べるかを定めた型のことです。型ごとに、順序を決める拠り所が異なります。一つの構成法について『なぜその順番になるのか』を問い直し、その理由と名称を結び付けて整理しておくと、似た説明に出会っても混同しにくくなります。
確認ポイント
- それぞれの構成法について、順序を決める拠り所を一文で言えるか確かめる
- 名称の印象ではなく、順序が生まれる理由と説明の内容が対応しているかを見る
- 似た構成法どうしで、順序の拠り所がどこで分かれるかを自分で整理する
正解と解説を見る
正解
エ
解説
この設問は、文章の展開順序を決める構成法のうち、個々の内容の軽重に注目するものを問う。利用頻度の高い機能から説明するエが該当する。
理由
内容の軽重に注目する構成法は、説明対象を重要性や利用上の優先度などで並べる方法です。エは利用頻度の高いものから機能を説明しており、項目の重要度に関わる基準で展開している。
比較
アは事例提示後に機能を説明する説明順、イは業務処理の流れに沿う手順順、ウは問題分析から解決策説明へ進む問題解決順です。いずれも内容の軽重による順序とは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。幾つかの事例を示した後にシステムがもつべき機能を説明する順序は、具体例を先に示してから説明する構成である。項目の重要性や利用上の優先度に応じて並べる内容の軽重による構成とはいえない。
選択肢イ
これは不正解だよ。業務処理の流れに沿ってシステムの操作方法を説明する順序は、作業や処理の時間的な進行に合わせた手順順である。内容の軽重に注目して説明項目を並べる構成法を示したものではない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。プログラムの問題点を分析し、解決策と代替案を検討して解決策を説明する順序は、問題の分析から対策の提示へ進む問題解決の構成である。内容の軽重による展開順序ではない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。利用頻度の高いものからシステムの機能を説明する順序は、利用上の優先度という内容の軽重に関わる基準で項目を並べている。したがって、設問の構成法に従っている。
学習のポイント
文章構成では、時間順や手順順と重要度順を区別して考える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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