PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
平成31年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア(問題の図表を参照)
- イ(問題の図表を参照)
- ウ(問題の図表を参照)
- エ(問題の図表を参照)
解き方のヒントを見る
進捗を読むための一つの視点
進捗可視化を考えるときは、名称や見た目だけで判断せず、チームが何を対象に、どの時点の変化を、誰に伝えるために整理しているかという目的と利用場面に注目する考え方です。
この問題で問われていること
確認する観点を「可視化された情報が、作業の状態を共有し、次の判断に役立つよう設計されているか」に絞り、表示の細部より、情報の役割と読み手、更新される状況を捉えます。
視点
進捗を表す情報は、単に並べて見せるものではなく、関係者が現状を共有し、状況に応じて次の行動を考えるための材料です。判断では、何が見えるかより、どの目的に結び付く情報かを整理します。
確認ポイント
- 表示される情報が、誰のどの判断を支えるためのものかを確認する。
- 現在の状態と変化を、同じ基準で読み取れる構成かを確認する。
- 表示結果から、チーム内で共通認識を作れるかを確認する。
正解と解説を見る
正解
ア
解説
バーンダウンチャートは、時間の経過に伴う残作業量の減少を示します。予定または予想と実績を比較し、最終的に残作業をゼロへ近づける進捗確認に用いる。
理由
バーンダウンチャートの縦軸は残作業量、横軸は時間です。作業が進めば残作業量は減少するため、予定線と実績線はいずれも基本的に右下がりとなり、完了時点でゼロに近づく。
比較
イは発生不具合数の推移、ウは累積バグ数の推移、エは要員数の変化を表す図であり、残作業量を時間とともに減らして示すバーンダウンチャートの特徴とは異なる。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。縦軸が残作業量、横軸が時間になっており、予定を示す破線と実績を示す実線が、開発の進行に伴って全体として減少している。完了時点で残作業量がゼロになる形も、バーンダウンチャートの目的と一致する。
選択肢イ
これは不正解だよ。縦軸は発生不具合数であり、時間の開始時に多く、その後いったん減少してから終盤に増加する形である。これは不具合の発生状況を表す図で、残っている作業量が減少するバーンダウンチャートではない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。縦軸は累積バグ数で、時間の経過に伴って値が増加し、最後は一定値に近づいている。累積した不具合の総数を示す図であり、残作業量を減少方向に示すバーンダウンチャートの性質とは異なる。
選択肢エ
これは不正解だよ。縦軸は要員数で、時間の区切りに応じて段階的に増減している。開発チームの人数や配置の変化を表す図であり、予定と実績の残作業量を時間に対して示すバーンダウンチャートではない。
学習のポイント
残作業量の推移と累積量・件数の推移を区別して読む。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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