PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
平成30年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問4
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし,主記憶の物理容量を超えるメモリ空間を提供する。
- イ主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて,双方のアクセス速度の差を補う。
- ウ主記憶と入出力装置との間で CPU とは独立にデータ転送を行う。
- エ主記憶を複数のバンクに分けて,CPU からのアクセス要求を並列的に処理できるようにする。
解き方のヒントを見る
メモリ構成を見極める視点
メモリへ連続してアクセスするとき、構成要素の役割とアクセスの分担を切り分け、提示された説明がどの観点を述べているか、用語の印象に頼らず落ち着いて確認しましょう。
この問題で問われていること
この問題では、アクセスの並び方と複数の構成要素への関係に注目し、説明が示す対象・順序・分担の対応を、各選択肢の記述と丁寧に照合し、同じ言葉が何を指すかも確認してください。
視点
方式名の印象だけで判断せず、まずアクセスの流れを時間順に整理し、次に各構成要素がどの段階で関わる説明なのかを読み分けます。
確認ポイント
- アクセスの単位と、その並び順が説明の中で一貫しているか確認する。
- 複数の構成要素が担う役割を混同せず、説明の主語と対象を対応させる。
- 順序や分担について、選択肢が述べる範囲を越えて解釈していないか見直す。
正解と解説を見る
正解
エ
解説
メモリインタリーブは、主記憶を複数のバンクに分け、CPUからのアクセスを並列的に処理して、主記憶へのアクセス性能を高める方式です。
理由
主記憶を複数のバンクに分割し、CPUからのアクセス要求を並列的に処理できるようにするのがメモリインタリーブです。これにより主記憶へのアクセスを効率化します。
比較
アは仮想記憶、イは主記憶と磁気ディスク間の速度差を補うバッファ、ウはCPUとは独立したデータ転送を行うDMAの説明です。いずれもメモリインタリーブとは異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし、主記憶の物理容量を超えるメモリ空間を提供する仕組みは、仮想記憶の説明です。主記憶を複数のバンクに分けてアクセスを並列化するメモリインタリーブとは目的が異なります。
選択肢イ
これは不正解だよ。主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置き、双方のアクセス速度の差を補うのは、バッファリングの説明です。主記憶を複数のバンクに分けて並列アクセスするメモリインタリーブとは異なります。
選択肢ウ
これは不正解だよ。主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行うのは、DMAの説明です。メモリインタリーブは入出力転送の独立実行ではなく、主記憶を複数のバンクに分けてアクセスを並列化する方式です。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。メモリインタリーブは、主記憶を複数のバンクに分け、CPUからのアクセス要求を並列的に処理できるようにする方式です。主記憶へのアクセスを効率化し、処理性能の向上を図ります。
学習のポイント
メモリインタリーブと仮想記憶、バッファ、DMAの違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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