PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ

平成29年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問21

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

IT サービスマネジメントにおける問題管理プロセスの活動はどれか。

選択肢

  1. ア
    根本原因の特定
  2. イ
    サービス要求の優先度付け
  3. ウ
    変更要求の記録
  4. エ
    リリースの試験
解き方のヒントを見る

活動の役割を整理する視点

各活動を個別の作業名として暗記するのではなく、開始時に受け取る情報、実施中に行う判断、終了時に残す成果のつながりを確認し、全体の流れの中で役割を丁寧に捉えます。

この問題で問われていること

一つの活動について、目的と前後の関係に注目してください。入力される情報が何に使われ、活動後にどのような成果や次の検討材料へつながるかを、問題文の表現に沿って整理します。

視点

活動を理解するときは、名称の印象だけで判断せず、目的・受け取る情報・作成または更新する成果・次の活動との関係を分けて捉えます。似た表現は、時点と役割の違いにも着目して比較します。

確認ポイント

  • 活動の目的と対象を確認する
  • 前後の活動とのつながりを確認する
  • 成果や次の判断材料を確認する
正解と解説を見る

正解

ア

解説

問題管理プロセスは、インシデントの原因を調査・分析し、再発防止や影響の低減を図るプロセスです。したがって、根本原因を特定する活動が該当します。

理由

問題管理では、インシデントを引き起こした根本原因を分析して、恒久的な解決や再発防止につなげます。原因を特定することは、このプロセスの中心的な活動です。

比較

サービス要求の優先度付けは要求管理、変更要求の記録は変更管理、リリースの試験はリリース管理に関係します。いずれも問題管理そのものの活動ではありません。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。問題管理では、インシデントや障害が発生した原因を調査し、表面的な症状だけでなく根本原因を特定します。その結果を基に恒久的な対策や再発防止を検討するため、この活動は問題管理プロセスに該当します。

選択肢イ

これは不正解だよ。サービス要求の優先度付けは、利用者から寄せられた情報提供、申請、依頼などを整理し、対応順序を決める活動です。障害やインシデントの根本原因を分析して再発防止を図る問題管理の活動とは目的が異なります。

選択肢ウ

これは不正解だよ。変更要求の記録は、ITサービスや構成を変更する申請を管理対象として登録し、承認や実施の流れにつなげる変更管理に関する活動です。問題の原因を調査する問題管理の中心活動ではありません。

選択肢エ

これは不正解だよ。リリースの試験は、変更されたソフトウェアや機能を本番環境へ展開する前に、品質や動作を確認するリリース管理の活動です。既に発生した問題の根本原因を特定する活動とは役割が異なります。

学習のポイント

問題管理と、サービス要求・変更・リリースに関する管理活動を区別する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問21(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針