PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ
平成28年度春期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅰ 問27
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア顧客価値(Customer Value)
- イ顧客コスト(Customer Cost)
- ウコミュニケーション(Communication)
- エ利便性(Convenience)
解き方のヒントを見る
対応関係を整理する視点
各要素の役割を個別に覚えるのではなく、問題文が示す目的や働きに注目し、用語同士の関係が同じ観点で対応しているかを確認しながら整理しましょう。表面的な語感だけで判断しないことが大切です。
この問題で問われていること
今回の確認では、各用語を単独で判断せず、問題文に示された役割や目的との対応が一貫しているかという一点に絞り、関係の軸をそろえて見比べてください。説明の細部に引きずられないようにしましょう。
視点
用語の意味を単独で暗記するのではなく、目的・役割・関係性という観点から、示された組み合わせの対応を整理して考えます。
確認ポイント
- 各要素が何を表すものとして扱われているか確認する
- 対応関係を判断する共通の観点を一つ定める
- 組み合わせ全体で意味のつながりが保たれているか見直す
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
4Pのプロモーションは、広告や販売促進などによって顧客に情報を伝え、企業と顧客の関係をつくる活動です。買い手側の4Cでは、この働きに対応するのがコミュニケーションです。
理由
4Pのプロモーションは、商品やサービスの情報を顧客へ伝え、購入を促したり関係を築いたりする活動を指します。4Cでは、企業と顧客の双方向の情報伝達や関係形成をコミュニケーションとして表します。したがって、プロモーションに対応する要素はコミュニケーションです。
比較
4Cの顧客価値は製品に、顧客コストは価格に、利便性は流通に対応します。一方、プロモーションは単に商品を届けることや顧客の負担を示す概念ではなく、情報を伝え合う活動に当たります。
選択肢ア
これは不正解だよ。顧客価値(Customer Value)は、製品やサービスが顧客にもたらす便益を買い手側から表した概念であり、4Pでは製品(Product)に対応します。情報を伝達して関係を築くプロモーションの対応要素ではありません。
選択肢イ
これは不正解だよ。顧客コスト(Customer Cost)は、商品やサービスを得るために顧客が負担する金銭、時間、手間などを表し、4Pの価格(Price)に対応します。宣伝や情報伝達を意味するプロモーションとは異なります。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。コミュニケーション(Communication)は、企業が顧客へ情報を伝えるだけでなく、顧客の反応を受け取りながら関係を築く活動を表します。広告や販売促進などを含む4Pのプロモーションに対応する4Cの構成要素です。
選択肢エ
これは不正解だよ。利便性(Convenience)は、顧客が商品やサービスを入手しやすい場所、方法、手続などを表し、4Pの流通(Place)に対応します。顧客への情報伝達を表すプロモーションの対応要素ではありません。
学習のポイント
4Pと4Cを丸暗記せず、売り手と買い手の視点の違いで対応関係を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅰ 問27(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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