NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

令和7年度春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問6

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

Webページ内のHTMLフォームに入力されたデータがWebサーバに送られる際には,HTTPプロトコルのGETメソッド又はPOSTメソッドを用いたリクエストメッセージが使用される。このとき,入力されたデータはリクエストメッセージのどの部分に含まれるか。ここで,HTTPのバージョンはHTTP/1.1とし,リクエストメッセージは,リクエスト行,ヘッダー,メッセージボディの順で構成されているものとする。

選択肢

  1. ア
    GET:リクエスト行,POST:ヘッダー
  2. イ
    GET:リクエスト行,POST:メッセージボディ
  3. ウ
    GET:ヘッダー,POST:ヘッダー
  4. エ
    GET:ヘッダー,POST:メッセージボディ
解き方のヒントを見る

HTTPリクエストの構造を確認

フォームデータがGETとPOSTでリクエストメッセージのどこに置かれるかを、HTTP/1.1の構成要素に沿って考えよう。

この問題で問われていること

GETとPOSTでは、フォームに入力されたデータの伝送方法と格納される位置が異なる点に注目する。

概念

HTTPリクエストは、リクエスト行、ヘッダー、メッセージボディで構成される。メソッドごとにデータの置かれ方を整理する。

確認ポイント

  • GETとPOSTのデータ送信方法を確認する
  • リクエスト行・ヘッダー・メッセージボディの役割を区別する
  • フォーム入力値がどの構成部分に含まれるかを対応付ける
正解と解説を見る

正解

イ

解説

HTMLフォームの入力データは、利用するHTTPメソッドによってリクエストメッセージ内の位置が変わる。GETではURLの一部としてリクエスト行に含まれ、POSTではメッセージボディに含まれる。

理由

GETメソッドでは、フォーム入力値はクエリ文字列としてURLに付加される。URLはHTTPリクエストのリクエスト行に記述されるため、入力データはリクエスト行に含まれる。

比較

POSTメソッドでは、フォーム入力値はURLではなく、リクエストのメッセージボディに格納されて送信される。ヘッダーは送信形式や長さなどの情報を示す部分であり、通常、入力値そのものを置く場所ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。GETについてリクエスト行としている点は適切だが、POSTのフォーム入力値はヘッダーに含まれるのではなく、メッセージボディに格納される。ヘッダーはコンテンツ形式や長さなど、通信に関する付加情報を示す。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。GETでは入力値がURLのクエリ文字列としてリクエスト行に含まれ、POSTでは入力値がメッセージボディに含まれる。HTTP/1.1のリクエスト構造に照らすと、両メソッドのデータ配置を正しく表している。

選択肢ウ

これは不正解だよ。GETのフォーム入力値はヘッダーではなく、URLに付加されたクエリ文字列としてリクエスト行に含まれる。また、POSTの入力値もヘッダーではなくメッセージボディに格納されるため、両方の対応が異なる。

選択肢エ

これは不正解だよ。POSTについてメッセージボディとしている点は適切だが、GETの入力値をヘッダーとしている点が誤りである。GETでは入力値がURLのクエリ文字列となり、リクエスト行に含まれる。

学習のポイント

GETとPOSTにおけるフォームデータの配置の違いを、HTTPリクエストの構造と関連付けて覚える。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問6(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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