NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

令和7年度春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

IEEE 802.3-2022で定められている10GBASE-Tにおいて,カテゴリ6Aケーブルを使用した場合の最大ケーブル長は何mか。

選択肢

  1. ア
    55m
  2. イ
    100m
  3. ウ
    200m
  4. エ
    500m
解き方のヒントを見る

比較の前提となる条件を確認する

数値や用語を検討するときは、それらがどの条件の下で扱われているかに着目しましょう。知っている内容をすぐに当てはめず、条件の違いを見落としていないかを確かめることが、考えを整理する手掛かりになります。

この問題で問われていること

考える対象について、何を前提にした情報なのかを確認してください。異なる条件の情報を同じものとして扱っていないか、今の場面に当てはめる際の前提がそろっているか、という一つの観点で検討を進めましょう。

視点

ある情報を別の場面に当てはめる際は、その情報が成り立つ前提も併せて確認します。条件を意識して扱うことで、知識と目の前の内容を結び付ける際の思い込みに気付きやすくなります。

確認ポイント

  • 情報を扱う前提を意識できているか
  • 条件の違いを見落としていないか
  • 知識を当てはめる場面の前提を確認したか
正解と解説を見る

正解

イ

解説

正解はイの100mです。10GBASE-Tでカテゴリ6Aケーブルを使用する場合の最大ケーブル長は100mです。カテゴリ6で知られる最大55mという値との違いを、ケーブルカテゴリと対応付けて理解しましょう。

理由

IEEE 802.3-2022で定められている10GBASE-Tでは、カテゴリ6Aケーブルを使用した場合の最大ケーブル長は100mです。この設問は規格上の上限値を確認する問題なので、伝送速度から距離を算出する計算式は使いません。

比較

カテゴリ6で10GBASE-Tを使用する場合の最大長は55mとして知られ、配線条件による制約もあります。一方、カテゴリ6Aでは100mに対応します。アの55mはカテゴリ6の場合の値と区別する必要がありますが、出題者の誤答作成意図までは断定できません。ウの200mとエの500mは、いずれもカテゴリ6Aの場合の上限100mを超えています。

選択肢ア

これは不正解だよ。55mは、10GBASE-Tでカテゴリ6ケーブルを使う場合の最大長として知られる値です。ただし、設問で指定されているのはカテゴリ6Aです。カテゴリ6Aの場合の最大ケーブル長は100mなので、ケーブルのカテゴリが条件と一致しません。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。IEEE 802.3-2022の10GBASE-Tでは、カテゴリ6Aケーブルを使用する場合の最大ケーブル長は100mです。10GBASE-Tという規格名に加え、カテゴリ6Aというケーブルの条件を確認することが判断の要点です。

選択肢ウ

これは不正解だよ。200mは、10GBASE-Tでカテゴリ6Aケーブルを使用する場合の最大ケーブル長100mを超えています。選択肢も設問も単位はmでそろっており、単位換算で正しくなる値ではありません。指定された条件での最大長に一致しないため、誤りです。

選択肢エ

これは不正解だよ。500mは、10GBASE-Tでカテゴリ6Aケーブルを使用する場合の最大ケーブル長100mを超えています。カテゴリ6Aが指定されていても、この長さまで対応するわけではありません。設問の規格とケーブルカテゴリに対応する上限値に一致しないため、誤りです。

学習のポイント

10GBASE-Tにおけるカテゴリ6とカテゴリ6Aの最大ケーブル長の違いを整理し、指定条件と対応付けて覚えます。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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