NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和3年度春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問2
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アエラーが発生したときの通知先のメールアドレス
- イ管理するドメインへの電子メールを受け付けるメールサーバ
- ウ複数のDNSサーバが動作しているときのマスタDNSサーバ
- エメーリングリストを管理しているサーバ
解き方のヒントを見る
役割を見分けるための確認軸
DNSに関する設問では、用語を暗記だけで対応せず、名前解決のどの段階や目的に関わる説明なのかを整理し、文中の主語と役割の対応を確認して判断することを意識する。
この問題で問われていること
一つの説明が示す対象と目的の関係に注目し、名前を扱う仕組みの中で、どの情報を誰が参照し、何を成立させるためのものとして述べられているかを読み分ける。丁寧に確認する。
視点
用語を見たら、まずその説明が指している対象、利用される場面、期待される役割を分けて整理する。名称や略語の印象ではなく、文の主語と目的のつながりを確認すると、知識を体系的に比較しやすい。
確認ポイント
- 説明の主語が何を指しているかを確認する
- 示されている目的と利用場面を整理する
- 用語の印象ではなく文全体の関係を読み取る
正解と解説を見る
正解
イ
解説
MXレコードは、あるドメイン宛ての電子メールを受け付けるメールサーバを指定するためのDNSレコードです。メール配送先の案内に用いられる。
理由
MXはMail Exchangeを表し、ドメイン宛ての電子メールをどのメールサーバへ配送するかを示します。送信側のメールサーバはMXレコードを参照して配送先を判断する。
比較
エラー通知先、DNSサーバ間の管理関係、メーリングリストの管理先は、それぞれ別の目的を持つ情報であり、ドメイン宛てメールの配送先を指定するMXレコードの役割とは異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。エラーが発生したときの通知先のメールアドレスは、配送処理で問題が起きた場合の連絡先に関する情報である。MXレコードが示すのは、通常のメール配送で利用するサーバの情報であり、通知先アドレスそのものではない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。MXレコードは、管理するドメイン宛ての電子メールを受け付けるメールサーバを指定する。送信側のメールサーバはこの情報をDNSから取得し、宛先ドメインに対応するメール配送先を判断する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。複数のDNSサーバが動作している場合のマスタDNSサーバは、DNSゾーン情報の管理や転送に関する役割である。メールを受け付けるサーバを示すMXレコードの目的とは異なり、DNSサーバの主従関係を指定するものではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。メーリングリストを管理しているサーバは、複数の宛先へメールを配信する仕組みの管理先に関する情報である。MXレコードはメーリングリストの管理サーバではなく、特定ドメイン宛てメールの配送先サーバを指定する。
学習のポイント
MXレコードと、DNS管理やエラー通知に関係する情報の違いを整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和3年度春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問2(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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