NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和元年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問24
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア外部からのトリガに応じて,オブジェクトの状態がどのように遷移するかを表現する。
- イクラスと関連から構成され,システムの静的な構造を表現する。
- ウシステムとアクタの相互作用を表現する。
- エデータの流れに注目してシステムの機能を表現する。
解き方のヒントを見る
比較対象と条件の切り分け方
ネットワーク分野の択一では、対象となる要素と比較に使う条件を分けて読み、同じ基準で見比べられる情報だけを整理する視点が重要です。
この問題で問われていること
確認する観点を「何と何を、どの条件で比較しているか」に絞ります。対象の役割や前提条件を混同せず、選択肢ごとの比較軸が揃っているかを見直してください。
視点
設問中の対象を役割や種類で分類し、比較条件がどの対象に適用されるものかを対応付けます。用語の印象だけで判断せず、条件の範囲と前提が一致しているかを確認してください。
確認ポイント
- 比較されている対象を区別する
- 条件が適用される範囲を確認する
- 各選択肢の比較軸を揃えて読む
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
UMLのユースケース図は、システムの利用者や外部システムなどのアクタと、システムが提供する機能との関係を表します。したがって、システムとアクタの相互作用を表すという説明が適切です。
理由
ユースケース図は、システムの利用者や外部システムをアクタとして示し、アクタがシステムの機能をどのように利用するかを表現する。内部の実装構造や処理手順そのものを詳しく表す図ではありません。
比較
状態の変化は状態遷移図、クラスと関連による静的構造はクラス図、データの流れに注目した機能表現はデータフロー図などが中心となる。これらとユースケース図の表現対象を区別する。
選択肢ア
これは不正解だよ。外部からのトリガに応じたオブジェクトの状態変化を表す説明であり、ユースケース図が中心とするアクタとシステムの機能との関係を示すものではない。この内容は状態遷移を扱う図の説明に該当する。
選択肢イ
これは不正解だよ。クラスと関連から構成され、システムの静的な構造を表すのはクラス図の説明である。ユースケース図はクラス間の構造を中心に表すのではなく、アクタとシステムが提供する機能との関係を表現する。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。ユースケース図は、システムの利用者や外部システムなどのアクタと、システムが提供する機能との関係を表す。したがって、システムとアクタの相互作用を表現するという説明が、問題文の定義に合致する。
選択肢エ
これは不正解だよ。データの流れに注目してシステムの機能を表現するという説明は、データの入力・処理・出力などを扱う図の考え方である。ユースケース図はデータの流れではなく、アクタから見たシステムの利用関係を表す。
学習のポイント
UML図ごとの表現対象を区別し、ユースケース図の役割を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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