NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和元年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問14
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アCSS
- イMIME
- ウSSL
- エWebDAV
解き方のヒントを見る
プロトコルの用途を整理する視点
各選択肢を名称だけで判断せず、通信の目的・利用場面・関係する相手の観点をそろえて見比べ、同じ役割として説明できるかを確認しましょう。そのうえで、説明の焦点がどこに置かれているかを丁寧に読み取ります。
この問題で問われていること
一つの観点として、各プロトコルが担う役割を、通信の目的と利用される場面の対応として整理してください。名称の印象ではなく、説明全体の焦点が一致するかを確認します。
視点
用途を考えるときは、通信が何を実現するためのものか、誰と誰の間で使われる想定か、どの段階の処理に関係するかという枠組みで整理します。個別の知識をそのまま当てはめず、選択肢の説明が同じ観点で比較できるかを確認すると、判断の根拠を言語化しやすくなります。
確認ポイント
- 選択肢が述べる通信の目的を一文で言い換えられるか
- 利用場面の説明が目的と同じ方向を向いているか
- 名称や単語の印象ではなく説明全体で比較できているか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
WebDAVはHTTPを拡張し、Webサーバ上のファイルやディレクトリを遠隔から作成・編集・移動・削除するためのプロトコルです。したがって、Webコンテンツのアップロードや更新を可能にするものとして適切です。
理由
WebDAVは、HTTPを拡張してWebサーバ上のファイルやディレクトリをクライアントから操作できるようにするプロトコルです。コンテンツのアップロードや更新など、遠隔でのWeb資源管理に利用されます。
比較
CSSはWebページの表示形式を指定するスタイルシート、MIMEはデータ形式や電子メール本文の識別に使う仕組み、SSLは通信を暗号化する技術です。いずれもWebコンテンツを遠隔管理するプロトコルではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。CSSはCascading Style Sheetsの略で、HTML文書の文字や配置、色などの表示形式を指定するためのスタイルシートです。Webサーバ上のファイルをクライアントからアップロードしたり更新したりする通信プロトコルではありません。
選択肢イ
これは不正解だよ。MIMEは、データの種類や形式を示すための仕組みで、HTTPのContent-Typeなどで利用されます。画像や文書の種別を識別する役割はありますが、Webサーバのコンテンツを遠隔から作成・更新するプロトコルではありません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。SSLは通信内容を暗号化し、通信相手の認証や改ざん検知を支える技術です。通信を安全にする役割はありますが、Webサーバ上のコンテンツをアップロードしたり更新したりするための管理プロトコルではありません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。WebDAVはHTTPを拡張したプロトコルで、Webサーバ上のファイルやディレクトリをクライアントから遠隔操作できます。コンテンツのアップロード、更新、移動などを可能にするため、設問の条件に合致します。
学習のポイント
HTTPの基本機能と、Webサーバ上の資源を管理する拡張仕様の違いを理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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